ホームセンター退職と同時に始めた分譲住宅案内看板持ちのバイトについて書きたいと思います。
皆さんも見たことありますよね、交差点の角で矢印と住宅会社の名前が入った看板を椅子に座っている人を。
私はすでに案内看板持ちの仕事をこれまで60回ほどこなしてきました。
看板持ちの仕事を扱う派遣会社に登録して当日現場に向かいます。そこで住宅メーカーの営業担当者と会い、看板とパイプ椅子を受け取り、どこでどのように看板を持つのか指示してもらい仕事を始めます。
私の登録している派遣会社の場合、仕事は土曜、日曜の午後1時から5時までの4時間、日給¥4800(交通費は無し)です。現場はいろいろありますので、ある程度家から近い所を紹介してもらえます。
私はいつも現場まで自転車で行きます。
車で行っても駐車するところが無い場所も多く自転車の方が好都合です。
トイレは売り物の住宅のトイレは使わせてもらえませんので、近所のコンビニや公園のトイレを事前にチェックしておく必要があります。夏場はあまりトイレに行くことはないのですが、冬場はトイレが近くなるのでトイレチェックは必須です。
トイレで現場を離れることは認められています。
禁止事項は喫煙、居眠り、看板を持たずにガードレールなどにひもなどで固定することです。
看板を公共物に固定するには警察の許可がいるのでしょうね。
当然と言えば当然です。
居眠りは看板を倒して通行する車や歩行者に当ててしまう恐れがあるからです。
これも当然ですね。
この仕事は基本的にラクです。よく大変じゃないの?と言われますが、天気さえよければ超快適なアルバイトです。(ちなみに雨が降ろうが雪が降ろうが仕事は行われます)
なにせ椅子に座っているだけですもんね。
ヘッドフォンで音楽聞いたり文庫本を読んだりしてもOKです。
私は趣味が英会話なので、ヘッドフォンで英語の音声テープを聞いて、シャドーイングというのですが流れる音声に続いて英語を発話する練習の時間にあててます。
交差点でブツブツ言っている変なおじさんがいると思われているかもしれません。
しかし、なにせ4時間逃げ場所がないので勉強や読書もはかどります。
住宅案内看板持ちの仕事はダブルワークの人にもお勧めだと思うんですよね。
体力的にまったくエラくなく、ストレスも皆無です。
大金ではないですが、体を休めながらお金をもらえます。
ただ案内看板持ちの仕事をして、万が一知っている人に見つかるのはちょっと世間体的に心配という人は、少し会社や自宅からはなれた現場にしてもらうか、サングラスやマスクなど面が割れない物を準備した方がいいでしょう。
春と秋は現場にもよりますが快適です。
私は夏の暑さは比較的耐えれるのですが冬の寒さが苦手です。
冬の現場は恐ろしいほど着こんでいきます。ミシュランのキャラクターのようになります。
夏冬の現場は避けてもいいのかもしれませんが、やっぱりちょっときつい時期にちゃんと仕事に入って派遣会社に恩を売っておく希望者が多いときに優先的に仕事を回してくれたり、いい現場を紹介してくれたりするような気がするのですよね。
ちなみに案内看板を持っていて、それを見たお客さんが売り出し中の住宅を訪ねたというシーンを目にしたのはほぼありません。
案内看板の目的はネットや折り込みチラシをみた顧客が当日近くまで来た時に視認しやすいようにと、通りを通る通行人や車に、この近くで分譲集宅を売っているよというアピールなのだと思います。
潜在客の掘り起こしということでしょうかね。
案内看板持ちの持ち物
スマホヘッドフォン
水筒
お菓子
タオル
サングラス
腕時計
作業手袋
ポンチョ(防寒・雨具兼用)
アームカーバー(夏の日焼け防止)
など。季節と天候で変わります。
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