派遣会社を通してNHKの選挙報道の業務にあたっていた男性が帰宅途中に、冠水した道路に車が水没し亡くなったというニュースですが、私もNHKではありませんがこの死亡した男性と選挙当日の夜に同じ業務をしていたので他人事とは思えません。
場所も私の住んでいる愛知県のお隣の三重県ですね。
私より20歳近い若い男性で本当に残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
こういうことが起こると台風の中でもほんとに選挙の開票作業や速報を行うべきなのかなと考えずにはいられません。
確かに関連する分野も含めば多数の人員が関わっていますので、簡単にスケジュールを変えるのは困難です。
ただいかに当選確実を他の報道機関より速く出すかということに、現状はどの報道機関も血眼になっています。
しかしほんとうにそこまですぐ結果を知りたい人がどれだけいるのかなと思います。
速く当確を出そうがちょっと遅れようが選挙結果そのものは変わるわけではありません。
今は派遣のアルバイトが各自治体の開票所に出向いて各メディアの本社に知らせているわけですが、これを集約できないのかなと思います。
県庁などに開票センターを設けて各自治体の開票情報を集め、そこに報道機関担当者が詰めるようにするなどです。
各自治体の選挙管理委員会は当然県にも開票結果を逐次報告しているのではないかと思うのです。
そうなるとバイトの仕事は無くなってしましますが台風の中に慣れない遠方の開票所へ行くということは無くなるのではと思います。
今回の事故はレアケースだとは思いますが、選挙が台風にかち合うことは今後ともあるとは思います。