まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

高齢者に人気の近所の喫茶店

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通勤路の途中に今どきのカフェではない、昭和のままのレトロな喫茶店があります。木造モルタル葺きの建物で、とんがり屋根の瓦は昭和の時代の青い瓦です。入口にくたびれたガラスのショーケースがあり、中にはコーヒーやサンドイッチ、ナポリタンなどの食品サンプルが並んでいます。

 

朝はいつもお年寄りが乗ってきたと思われる、高齢者マークの付いた軽自動車や軽トラック、たまにヴィッツやプリウスなどで駐車場はけっこう混んでいてます。そこそこ繁盛しているようです。

 

愛知県は喫茶店文化、またはモーニング文化で有名ですが、このあたりの高齢者は家で朝食をとらずに、喫茶店でモーニングを食べるという人も多いです。コメダ珈琲も人気はありますが、高齢者はもっと地元密着の個人店が好きですね。

 

たぶんこの店の客は常連ばかりで、お互い顔見知りだと思います。

 

私がたとえば70歳くらいになって、そんな地域の輪の中に入れるかというとちょっと不安を感じますね。人見知りが激しい方なのでたぶん無理だと思います。仕事を介した付き合いは平気ですが、プライベートでの付き合いは苦手です。特に人を誘うのが苦手で、誘ってどこかへ行ってつまらないな~と思われたりしたらどうしようと心配になったりします。基本的に一人の方が気を使わなくていいので好きです。

 

一方、ああいう年齢で自然と地域のコミュニティーに参加できるのはうらやましいとも思います。私の場合は地元がこちらでなく、賃貸暮らしが長く、その住まいも4~5年で転々と変えてきているので、仕事を除けば人との付き合いはほとんどありません。頼れるのは妻くらいです。

 

そういうこともあり、他人との関わりを維持するために少なくとも75歳くらいまではマイペースで外で働こうと思います。他人との関わりが無くなると、ストレス耐性が減少し、今流行りの「キレる老人」になってしまうかもしれませし、脳が委縮してしまいそうです。

 

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