私は英語に関することがが好きなので、会社を辞めた後の仕事としてなんらかの形で英語を使う仕事を考えていました。
英会話講師だったり、学習塾の先生、英語を使う貿易事務などです。
そんな中手っ取り早いのが翻訳者ではないかと思い、昨年のことですが半年間翻訳者向けの通信講座を受講しました。
そして修了後、3社の翻訳会社のトライアル試験を受けました。
いずれも不合格でちょっと気分が萎えました。
現在、翻訳者は企業に雇われてオフィスで働く翻訳者と、翻訳会社という翻訳者とクライアントをつなぐ会社に登録して在宅で仕事を請け負う翻訳者のふたつのタイプに分けることができます。
私はもちろん後者の在宅で仕事をするタイプを希望しました。
そのためには翻訳会社のトライアル試験という試験を受験して合格し翻訳の力を示す必要があるのです。
翻訳者は極端な話、英語が話せなくても聞けなくても、英語を正確に読み日本語を正確に書く能力があれば仕事ができます。
でも勉強するにつれなんか自分には向いていないような気がしてきたんですね。
もともと英語で会話するのが好きで、翻訳という作業にあまり面白さを感じられなかったんですね。
また正確さを求められる緻密な作業も実は苦手なのです。
若干、試験に合格できなかった負け惜しみですが。
でも在宅でできる仕事というのは魅力です。
ただ最近はグーグル翻訳をはじめ翻訳ソフトが大変な勢いで発達してきます。
人間の心の機微を表現するような一部の文芸作品などの翻訳を除いて、実務翻訳と言われる医療、IT、工業、法務などの分野の翻訳はある程度パータンが決まっていますので、近い将来コンピューターにとってかわられて仕事が激減しそうな気がします。
たぶん本当の超一流の翻訳者しか生き残れないと思います。
実際、現在でもかなり翻訳ソフトや翻訳支援ソフトが使われていて、機械が翻訳したものをチェック、修正だけするという案件も増えています。
お小遣い稼ぎに副業で翻訳の仕事を取れればいいと思うのですが、まずはランサーズやクラウドワークスあたりにあるハードルの低そうな翻訳の仕事から始めてもいいかもしれません。
でもそういう仕事は競争相手も多く、報酬単価も低くなりがちなんですよね。(笑)