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阪神大震災の体験
東北大震災が発生した日、3月11日がまた近づいてきています。
地震と言えば1995年に発生した阪神大震災も大きな災害でしたが、実は私は当時神戸市灘区のアパートを借りて住んでいました。
私が24歳の時です。
地震が発生した当日は私は大阪の実家に帰っていて難を逃れましたが、後日アパートを訪れてみると完全にがれきの山となっていました。
4室しかないアパートだったのですが、幸いそこからは死者は出なかったそうです。
この時、私も被災者ということで罹災証明書を発行してもらいお見舞金を神戸市から後日頂きました。
震災で衣服や家電製品など当時の私の所持品のほとんどを失いましたが、体はまったく無傷なので自分がお見舞金をもらっていいのかなという思いもありましたが頂くことにしました。
でもずっとちょっと後ろめたい気持ちはあったのですね。
東日本大震災の衝撃
そこにあの2011年の東日本大震災です。
愛知県でも揺れを感じましたし、その後に続く津波、原発事故のニュース、そして長野県北部での強い地震・・・ 小説ではないですがこのまま日本が沈没してしまうのではないかと思いました。
これはえらいことが起きたなと・・
実はその1年前に三陸地方を下北半島から気仙沼まで海沿いに仕事で車を走らせたことがあり、ちょっと親近感がありました。
また20代の時は陸前高田市で開催された自転車レースに出場したこともあります。
とりあえず寄付
報道される津波被災者の窮状にこれは何かできることはせねばと思い、阪神大震災の時に頂いた金額と同じ金額を寄付することにしました。
それが20万円です。
なかなか今からすると思いきったことをしたなと思いますが、それだけ東日本大震災の衝撃度は大きかったですね。
多少なりとも行ったことのある場所だったのでなんとか貢献したいという気持ちはありました。
しかし20万円を寄付したのでもらったお金と寄付したお金がチャラになったのでこれはこれですっきりしたと思います。
もらいっぱなしだとなんか気持ちが悪いですもんね。
この寄付したお金がどこかで有意義に使われていたらうれしいです。