「パーフェクト・リタイア」
ちょっと思いついた言葉なんですが、これはだれにも頼らなくて済むくらいに資産を構築し、リタイアするという意味です。
つまり要は年金をもらう権利を将来にわたって放棄し、しかもリタイアを実現するということです。
(年金をもらわないという選択肢はあるのでしょうかね?)
資産何千万円でリタイア、セミリタイアと言ってもそこにはたいてい年金をもらうことは計算に入っています。
もちろんそれまで年金をかけてきたので年金をもらう権利はあるのですが、現在の少子化の世の中、私たちがもらうであろう将来の年金は私たちの子供世代が払う掛け金から拠出され、しかもその負担はかなり重いものになることが予想されます。
そうなるとセミリタイア、リタイアといっても年金を放棄しない限り100%自分だけの力でリタイアできたのではないと言えると思います。
私たちも今の老人に向って年金もらい逃げ、世代間格差だなどと不平不満を言っているわけです。
たぶん未来の私たちの子供世代もきっと同じことを言うと思うのです。
そして状況はより深刻になると考えられます。
そう考えると私たちは75歳くらいまでは緩くでいいので働いてお金を稼いで税金を納め、稼いだお金を使って消費したほうが、あとくされなく気分的にいいのではないかと思うのです。
私はパーフェクト・リタイアは無理なので、75歳くらいまでのんびりストレスをためない程度に働こうと思います。