最近、どこの市町村も高齢者などの交通弱者の移動手段としてコミュニティバスを走らせていることが多いと思います。
コミュニティバスの定義は自治体が主体となって高齢者など交通弱者のために走らせているバスでいいのでしょうか。
実際に運行にあたっているのは市町村が委託を受けたバス会社が多いと思います。
コミュニティバスでよく見かける車両は比較的小型のノンステップバスが多く用いられていると思います。
基本的には市町村内均一運賃で、同一市町村内の異なる路線をまたがって乗車する場合、乗り継ぎ証を発行して追加料金をとらないところが多いような気がします。
大阪市バスや都バスなども自治体が運営していて均一運賃ですのでコミュニティバスといえばそうなんですが、規模が多きすぐてちょっとコミュニティバスのイメージとは違うような気がします。
先日、コミュニティバスを乗り継いで日帰り旅行に行ってきました。
行先は3月にも行った日進市の愛知牧場です。
私の家から直線で約20㎞、自家用車で行くと1時間かからない距離です。
そこへ二つの市町村の公共バスを乗り継いで行きました。
まず私の住んでいる市の公共バスに乗っておよそ1時間10分、隣の市との境付近にあるバス停で下車します。
ここから隣の市のコミュニティバスの バス停まで徒歩移動です。
およそ1.2㎞あります。
速足で歩きますが、途中草刈をしているおばあちゃんに呼び止められシルバー人材センターの事務所に連絡したいから電話貸してくれと言われ、まあ年寄りなのでしょうがないかと貸してあげたりしていたら、みごとにバスに乗り遅れてしましました。
そこで待つこと1時間、お目当てのみよし市のさんさんバスに乗ります。
コミュニティバスにはよくあることなのですが市内くまなく回ろうとするので15分くらいで行けるところを1時間以上かけて巡ります。
さんさんバスもその例外ではありません。
愛知牧場にほど近い終着の名鉄豊田線黒笹駅についたのは1時間15分後、けっこう疲れました。
細かくバス停が設定されているのでストップ&ゴーが多くお尻が痛くなってきます。
またバス乗車中、お婆さんが運賃の100円玉を取り出すのに以上に時間がかかり運転手が明らかにイラついているのが分かったりして変に気を使い疲れました。
コミュニティバスにはよくあることですね。
爺さん婆さんはノンステップバスと言えども杖をつきながら乗り降りするのは大変そうです。
帰りのバスも市の知的障害施設に立ち寄るのですが、そこの入所者さんたちが団体で乗ってきて大騒ぎでした。
バスは夕方の渋滞の巻き込まれ、イライラした施設の入所者さんの1人が(私の後ろの座席)自分の頭をいきなり両こぶしで殴り始めるのでちょっとびっくりしました。
まあ、コミュニティバスですもんね。
いろいろな人が乗ってきます。
なかなか社会勉強になります。
市町村間どうしのコミュニティバスの乗り継ぎは必ずしもスムーズでないですが、いろいろな近隣市町村のバスを研究して行動範囲を広げていこうと思います。
コミュニティバスは運賃100円のところが多く低料金で旅行気分が味わえるのでいいですね。