記事から引用させていただきます。
学生時代の友人たちとの付き合いはここ10年で徐々に消えたという。
「だって見せられるわけないじゃないですか。自分が好きに使えるお金は月1万~2万円がいいところ。見えを張るお金もないですよ」
たまに届く友人からの飲みの誘いのメールには、“海外を飛び回っていて忙しい俺”という「ウソだらけのアピールで断る」と明かす。
「仲のよかった連中はみんな正社員ですし、幸せな家庭も築いている。自分は40代でバイト。合わす顔がないですよ。何度も断るのは面倒だからSNSは退会して、電話番号とメアドも変更しました」
この倉橋さんと私の現在の境遇はある程度似ているかと思います。私は48歳ですがフリーターで年収220~230万、嫁の収入を入れた世帯収入でおよそ300万円です。倉橋さんの場合は妻が若いのでしょうか、まだ子供を持つ可能性もあるようですね。そこは私と大きく違うところです。
私の場合はこの倉橋さんほど「恥ずかしい」という思いはないですが、それは46歳の時に正社員をやめて中年フリーター生活になるまでは紆余曲折はありますがだいたい正社員として働いてきたこと、貯金が多少あることによるものでしょう。やはり正社員の期間が短いとどうしても周りと比べると自分はダメだ、恵まれていないと考えがちになるかと思います。就職氷河期時代に正社員で就職できなかった人は特にそうかと思います。
倉橋さんの収支を見ていると家賃が安くてうらやましかったりするのですがいかがでしょう。こづかい4万円ありますしお金持ちではないですが気の持ち方次第でハッピーにやっていけそうな気がします。月に1~2回なら友人と安居酒屋に飲みにいけそうです。社会保険費がどうなっているのかわかりませんが、そこまで卑屈になる必要のない立派な収支だと思います。よく家計をコントロールしているように思えます。
【倉橋さんの1か月の収支】
月収 18万6000円
家賃 4万9000円
食費 3万円
外食費 2万円
水道光熱費 9000円
通信費 1万5000円
その他雑費 1万5000円
ローン・借金 0円
こづかい 4万円
収支+8000円