まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

勝手にやってみた 鉄道沿線比較 関西圏VS中京圏 その1

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目次

 

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愛知県に住んで20年以上

 

matome.naver.jp

 

私が仕事の関係で愛知県に住むようになってから22年が経ちました。それまでは関西に住んでいましたので、ほぼ同じ割合で関西と愛知に住んでいることになります。(物心のついていない生誕~幼稚園卒業の期間はカウントしてません。)

 

愛知および名古屋はよく魅力がないないといわれますが、その通りです。否定はしません。(笑) 住んでいるといいところもあるんです。例えば街がそれほどゴミゴミしてなくてキレイだとか、道が広いので車が運転しやすいとか、朝のラッシュアワーがそこまでひどくないとか、車さえ持っていれば生活はかなり便利だとか、仕事先はトヨタ系をはじめとしてとりあえずいっぱいあって有効求人倍率も全国最高レベルだとか・・。さすべいに傘をさした自転車のおばちゃんとぶつかりそうになることもありません。

 

愛知県は魅力が少ない?

 

でも魅力はないです!! 関西と比べると、ほんとうに遊ぶところ、見るべき所、観光名所が少ないですね。私も20年以上住んでいるので近場のスポットはほぼ行き尽くしました。1回行くともういいかという気分になる所もありますので、急に一日スパッと空いてしまうと本当にどこに行こうかと考え込んでしまいます。私は基本的に一日中、家に閉じこもっているのは苦手です。特に晴れた日に家に閉じこもっていると罪悪感さえ感じますのでこれは大問題です。

 

関西圏と中京圏がどれくらい魅力度で違うのか次の表で比較してみましょう。

 

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左側の列が名古屋を中心としたJR東海道沿線の街、右が大阪を中心としたJR神戸線、京都線の街です。

 

1.関ケ原VS明石

 

上から見ていくと関ケ原と明石ですが距離的には大阪、名古屋からそれぞれ似たような距離にあります。しかし両者は違いすぎますね。関ケ原はただの山ですから。古戦場はありますが、よほど戦国時代好きでないとちょっと厳しいですね。冬はムチャクチャ雪降ります。対して明石は明石焼き、タコ、明石城、標準時の通る明石天文台、大蔵海岸と見どころたっぷりです。

 

2.大垣VS垂水

 

大垣と垂水の対決も微妙ですね。水都大垣ですがお城はあるものの地味ですね。松尾芭蕉の奥の細道の終点の地と言われても、そうですかという感じです。いっぽう垂水は明石海峡大橋もあるしアウトレットもあるし若い人受けしそうです。

 

3.岐阜VS三宮

 

三宮と岐阜の対決も圧倒的に神戸の中心、三宮の勝利でしょう。異人館に中華街、ハーバーランド、センター街など女子受けしそうなスポット多数です。近くの六甲や御影もおしゃれです。岐阜は鵜飼いくらいしかないですからね。あっちのほうなら金津園とかもありますが、観光レジャーとしてはちょっと・・・

 

4.一宮VS西宮

 

一宮と西宮対決も西宮の方が圧倒的勝利かと・・。西宮にはあの高校球児の憧れ、阪神タイガースの本拠地、甲子園がありますからね、一宮には一宮競輪場がありますが。また一宮には一宮の名前の由来となった尾張国一宮眞清田神社がありますが、西宮にも年明けの「えべっさん」で有名な西宮神社があります。

 

5.刈谷VS高槻

 

刈谷VS高槻ですが、刈谷は豊田市と並び車産業の中心地です。どちらかというと魅力うんぬんを語るより働く街ですね。高槻は大阪のベッドタウンで人口からいうと高槻のほうが圧倒的に大きな街です。観光という点では両者とも厳しいですね。

 

6.岡崎VS京都

 

京都VS岡崎ですが、比べるのもかわいそうですね。日本を代表する国際観光都市とローカルな岡崎市。でも岡崎市は徳川家康ゆかりの歴史ある自然豊かないい街です。私は住んだことは無いですが7年ほど岡崎市で働いたことがあります。岡崎は独特ですね。愛知県で名古屋に対抗できるのは実は岡崎市ではないかと思うくらいです。ほかの愛知県の住民なら名古屋に住んでいなくても、他県の人からどこに住んでいるかと尋ねられたら、いちいち細かい説明をするのが面倒なのでとりあえず名古屋に住んでますと言いますが、岡崎市の人は岡崎に住んでいますと平気で言いますから自分たちの街に誇りを持っていると思います。

 

7.蒲郡VS大津

 

蒲郡VS大津は意外といい勝負かもしれないですね。大津と言えば琵琶湖ですが蒲郡は愛知県を走るJR東海道線沿線で唯一、市街が海に面している街です。ラグーナテンボスといったテーマパークから最近人気のある竹島水族館など魅力的な観光スポットがあります。でも大津の石山寺のような一級の社寺はないですね。

 

8.豊橋VS近江八幡

 

豊橋は東三河の中心地ですが、ここまでくると名古屋の影響力はだいぶ弱くなります。逆にお隣の静岡県浜松市に親近感を抱いている人も多いのではないでしょうか。遊びに行くなら豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)がおすすめですね。それ以外は車がないとちょっと遊ぶのは厳しいです。近江八幡の私のイメージは水郷と、近江商人、鮒ずしです。

 

9.浜松VS彦根

 

浜松と彦根がだいたい同じような距離になります。大阪、名古屋からそれぞれ約100kmです。浜松は魅力的な街で私は好きです。ウナギに浜松餃子、浜松市動物園にフラワーパーク、航空自衛隊浜松基地もあります。楽器の町としても有名ですね。またブラジル、ペルー系の人も多いのでそういった異国の雰囲気の飲食店も多いですね。しかし在来線で愛知から浜松へ行くとほぼ100%豊橋で電車を乗り換えないといけないのがネックです。しかも豊橋―浜松間は普通しか走っていませんので時間がかかります。その点、関西の東海道・山陽線を走る新快速は素晴らしいですね。彦根はなんといっても国宝彦根城ですね。

 

 結論

 

やっぱり関西の方が魅力的でしょう。関西は狭い範囲に大阪、神戸、京都、奈良と個性的な都市が集中する日本でも特別な地域だと思います。来年以降、親の介護の関係で私も関西に滞在することが多くなりそうです。