今日は妻と名古屋市守山区にあるアサヒビール名古屋工場に行ってきました。工場見学です。
見学は無料です。工場内を徒歩で歩いて実際のビールの製造ラインを見学し、最後に3種のビールを試飲できるのがこちらの目玉です。空いていたら当日予約もできるそうですが、できる限りネットでの事前予約が望ましいでしょう。
JR 中央線新守山駅から約徒歩15分で工場にたどり着きます。
当然ですがとても大きな工場です。
こちらの建物が見学コースの入口になります。
見学は30分毎に案内されます。私たちは本当3時からでしたが、早く到着しすぎたため2時半の部の見学者グループに混ぜていただきました。大多数は阪急旅行社の「大人の社会見学ツアー」の参加者さんたちでした。入口の看板の下には今日製造されているビールの種類が表示されています。もちろんスーパードライは含まれています。
ちなみに土日も見学は行われているのですが、土日だと停止しているラインを見ることになるのでなるべく平日に訪れた方がいいでしょう。
最初に見学にあたっての注意事項などをガイドのお姉さんから説明を受けます。特に本日中に自動車、バイク、そして自転車も乗る可能性のある人は絶対に試飲コーナーでビールを飲まず用意してあるソフトドリンクを飲むよう念を押されます。その後、建物の外に出て生産ラインを見学していきます。この日はあいにくの雨でしたが全コース雨に濡れないように屋根がかけられています。
こちらはビール工場のシンボルとも言える発酵タンク群です。ビールの元となる麦汁にビール酵母をまぜこのタンク内で1週間ほど発酵させます。タンクは1本が直径5m, 高さ20mある巨大なものです。ひとつのタンクの容量はガイドさんによると毎日350ml缶1缶飲んで3,400年かかるくらいの量だそうです。
右のタンクはは麦芽を発酵させる前の仕込みタンク。麦芽にお湯を混ぜて煮込みビールの元となる麦汁を作る工程です。左のタンクは不純物をろ過するろ過タンクになります。
こちらではビールの充填された缶がすごい速さでコンベアで運ばれています。動体視力がついていきません。
製造工程はガラス窓から覗けるようになっています。あまり働いている人の姿は見えない工場です。ほとんどすべて自動化されています。
箱詰めのラインです。すごいスピードでビールが出てきます。1日300万缶製造するそうです。名古屋市のすべての人が1本ずつ飲んでも余ります。
写真の手前、下の方ですが箱に次々にビール24缶が収まっていきます。こちらもかなりのスピードです。
工場内では新たな発酵タンクの増設工事が行われていました。タンクのフタが見えます。
製造ラインの見学が終わるとお待ちかねの試飲タイムです。今日の試飲は出来立てのスーパードライ、スーパードライ ドライブラック、ドライプレミアム豊穣の3種類です。試飲の時間は約20分間です。
まずは看板商品であるスーパードライです。ちなみにアサヒビールグループである料亭「なだ万」のチーズおかきがおつまみとして1袋提供されます。
こちらはドライブラック。黒ビールは好きです。
そしてプレミアム豊穣。使用されているグラスは350ml缶がぴったり入るそうで、ビールだけで350ml缶×3缶分の試飲ができるます。かなり太っ腹だと思います。近所に住んでいるなら月1回くらいビール飲むために見学に参加してもよさそうですね。
ちなみにお酒が飲めない人やドライバーさんなどにはアサヒブランドのソフトドリンクが各種用意されています。ビール2杯、ソフトドリンク1杯の組み合わせでもOKです。ただしソフトドリンクの持ち帰りはできません。会場で飲むことになります。
出口にはお土産屋さんもあります。ビールはもちろん文具やTシャツなどのスーパードライグッズ、その他グループ会社のニッカウィスキーの商品、また各種おつまみなども販売しています。
我が家はお土産にこちらを購入しました。妻が試しに飲んでみたかったという商品です。売っているところが非常に少なく、ネット通販なら送料がかかるニッカのアップルワインです。アルコール度数22度と通常のワインとはちょっと違うようです。