京都は宇治市にある中村藤吉本店さんに行ってきました。もともとお茶屋さんですが、近年は抹茶を使用したスイーツの販売や喫茶にも力を入れてます。メディアにも取り上げられ口コミ評価も高い行列必至の人気店です。
実はもともと私は大阪弁で言うところのイラチ、つまりせっかちでしたので昔はこういう行列のできる店はことごとく敬遠していました。店だけでなくネズミの王国さんなんかも苦手です。
でも最近は待てるようになってきました。年齢のせいか心のゆとりが出てきたとともに、人気店訪問はこうやってブログのネタにもなりますし、妻もミーハーなところがあるので、こういうところに連れて来ると非常に喜ばれます。
並んでいる途中で「こんなん時間の無駄じゃ」とブチ切れて帰ったりしたらブログ的には面白いんでしょうが、2時間待ちくらいを覚悟してたので30〜45分くらいなら平気です。土日なら本当に2時間待ちもあるようです。
ウェイティングボードに名前を書きます。本日102組目のお客でした。先日の北海道トマムもそうでしたが、ここも半分くらいは中国人の客でした。
のれんをくぐると中は広く、樹齢600年と言われる帆かけ船のような形をした黒松が枝を伸ばしている庭園を鑑賞したり、お茶っ葉や菓子を売っている売店を覗いたりして時間をつぶします。
ここは待つといっても実際に列を作るわけではなく、敷地内の思い思いの場所で待っていれば店員さんが呼んでくれるシステムでした。助かります。
待つこと約35分、中庭に面したテラス席に案内され、看板メニューの抹茶ゼリイとほうじ茶ゼリイをいただきました。(ゼリーではなくゼリイだそうです)
こちらがほうじ茶ゼリイです。竹筒で供されるのはこの宇治本店のみだそうです。ゼリーはそれぞれアイスと白玉の下に隠れています。
味はびっくりするほどというわけではないですが、普通に美味しいですし、意外とボリュームもあります。
お会計は1,800円也です。ここもペイペイが使えました。
一つ残念だったのは風向きのせいか時折、外の離れにあると思われるトイレの臭いが漂ってきたことです。それ以外は老舗の雰囲気もあるし、味も写真映えもいいので総合的に良いお店だと思います。