まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

こんな政党もあるのだ「安楽死制度を考える会」

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先日はNHKから国民を守る会の政見放送を迂闊にもラジオで聞いてしまいましたが、今日は安楽死制度を考える会(安楽会)の政見放送を車の中で聞いてしまいました。

 

私個人的には安楽死については、悪用されたり変に拡大解釈されないように厳しい制限を設けて行うならば賛成です。ケースとしてはやはり治る見込みのない病気で苦痛があるときとか、完全に植物状態とかそういった場合ですね。いわゆる消極的安楽死というものです。

 

もう十分生きたから、身寄りもなく一人で寂しいからなどといった理由での安楽死(積極的安楽死)は反対です。普通の自殺と区別つかなくなっちゃいますよね。

 

 

安楽会代表の話の主張は党HPにある通りでした。

 

自分の最後は自分で決めたい
制度を使いたくない人は無視すればよい
耐え難い痛みや辛い思いをしてまで延命したくない
人生の選択肢の一つとしてあると「お守り」の様に安心
家族などに世話や迷惑を掛けたくない
将来の不安に備えた貯金をする必要がない
予算を掛けずに国民が安心感を感じれる

安楽死制度を考える会

 

安楽会では積極的安楽死にも賛成の立場です。そして安楽死は希望する人のみの適用で、希望しない人は従来のままの制度を選ぶことができます。

 

言っていることは理解できる部分もかなりあります。セミリタブログ界隈でも安楽死は時々話題に上がるテーマですね。孤独死して他人に迷惑かけるなら安楽死という選択肢も欲しいと考えている人は多いかもしれません。

 

そして安楽会の党首も述べていましたが、既存政党はわざわざ安楽死の問題を国会の議題にするわけがありませんし、もし安楽会が一議席でも確保できれば議論をスタートするきっかけにはなるかもしれません。

 

ただ政見放送では安楽死のメリットだけを強調していて、安楽死に反対する人たちの疑問や不安に答えるような説明は見当たりませんでした。また党首は医療や法曹界とは関係のない、いくつかの会社の社長さんのようですが、HPのプロフィールを見てもなぜそのような考えを持つに至ったのか良くわからないところがあります。そこにちょっとうさんくささはありますが、議論が巻き起こるのは悪いことではないと思います。