まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

真面目に働いても貧困だらけの日本

スポンサーリンク

アメリカのブルームバーグに掲載をされた記事にたいする日本の反応を紹介した記事です。
finders.me

記事より引用します。

アメリカの保守派は「人々が一生懸命働き、薬物や暴力に依存しなければ貧困にはならない」と自己責任論を展開するが、スミス氏はこの意見に、日本を例に挙げ異論を唱えた。日本人は真面目であるにも関わらず「日本は貧困な人で溢れている」と訴えた。

 

先日、最低賃金が25円から27円の幅で、全国的に引き上げられましたが、それでも真面目に働いているのに貧困が多い国、日本です。ワーキングプアという言葉もあります。

 

真面目な国民性の日本は貧困率が低いと保守派は考えているかもしれないが、実際は真逆であるとスミス氏。日本は国民所得の中央値の半分未満しか稼げない人の割合、つまり相対貧困率が15.7%もあると指摘。この数字はアメリカ(17.8%)より多少低いものの、カナダ(12.4%)、オーストラリア(12.1%)、ドイツ(10.4%)、と比較するとかなり高い水準だ。

 

怠惰な人が貧困に陥ると一般的には思われますが、現実はそうでもないですね。やはり基本的には正規と非正規間の格差の問題が日本における貧困の元凶でしょう。格差が固定化されつつあります。原因は小泉純一郎首相と竹中平蔵氏の時代まで遡りますね。

 

グローバル化の進展とともに日本の競争力維持が叫ばれた時代、新しい産業の創出も行わず、政府と経済界は非正規という枠組みをつくって企業を守り正社員の賃金を維持しようとしました。みんなで公平に痛みを分かち合えば貧困問題は起きなかったと思いますが、そのしわ寄せがすべて非正規にやってきましたね。

 

小泉純一郎首相は郵政だけでなく日本もぶっ壊してしまいましたね。

 

記事は以下のようにまとめています。

世界第3位の経済大国である日本にとっての貧困問題は、とどのつまり格差社会の問題だ。大企業や高所得者優遇の政策は、問題をさらに深刻化させるだろう。貧困問題は政治が真っ先に対策を講じなければならない問題だ。

 

私も日本の貧困問題は自己責任だけでは片づけられない構造的な問題と思います。非正規が嫌なら正規になればいいと言う意見もありますが、自己責任だと考えているうちは政府と富裕層の思うつぼです。

 

小泉純一郎の息子、進次郎がおもてなしと結婚して騒いでいる場合じゃないです。オヤジのやったことについてどう思っているのか聞いてみたいです

  

tamikiti67.hatenablog.com

  

tamikiti67.hatenablog.com