昨日の記事の続きです。
本館1階 その2
EF66形35号機 1968(昭和43)年から量産機が製造された直流区間用電気機関車で、東海道・山陽本線の高速貨物列車の牽引を中心に、寝台特急列車も牽引しました。J
DD51形756号機 全国で活躍した液体式ディーゼル機関車で、国鉄の無煙化に貢献しました。
下からも見学できるんですね。重量は84トンです。もし落ちてきたらどうしようと思いますが、そんなことは絶対にないでしょう。
鉄道博物館では車両だけでなく鉄道設備に関する展示も充実しています。
架線設備も実物も展示されています。
パンタグラフと接する架線はこんなふうに溝が彫られていて金具で吊り下げられているんですね。ただの丸い線かと思っていました。
信号機コーナーです。
保線作業コーナーもあります。説明も非常にわかりやすいです。
連結器の実物です。
鉄道の車輪いろいろ。
実物の台車です。
本館2階
こちらは貨物輸送に使われる典型的なコンテナです。
JR貨物の歴史を解説したコーナーです。
自動改札機もあります。
これはマルスとよばれる乗車券予約、発行の機械ですね。左のものが現行型だそうです。この辺りの展示はマニアックですね。
珍しいきっぷのいろいろ。
新快速登場のポスター。この新快速には学生時代よくお世話になっていました。
始発に備えて駅で泊まりこむさいに使用するベッド。絶対に寝過ごさないように決まった時間に空気圧で自動的にベッドの上半身部分が起き上がるようになっています。寝坊したらえらいことですもんね。
自動起床装置と呼ばれているらしいです。
ちょびっとですが関西私鉄の紹介コーナーもあります。
二階には運転手シミュレータコーナーもあります。
人気があるようで抽選制になっています。
また2階には鉄道ジオラマコーナーがあります。15分ほどのプログラムが一日9回行われるようでしたが、他の展示を夢中になりすぎて、こちらに来た時は9回目の途中で入場できませんでした。
終了後、中を見ましたがジオラマはこんなかんじです。
なかなか巨大です。
2階にはカフェレストランがあります。窓からは東海道新幹線、東海道本線、山陰本線を望むことができます。
鉄道にちなんだメニューも多いです。
本館3階 スカイテラス
スカイテラスはとても気持ちのいい場所です。
扇形車庫(旧梅小路蒸気機関車館)
国指定の重要文化財である扇形車庫と、蒸気機関車がダイナミックに回転しながら向きを変える転車台。ここには、明治から昭和にかけて活躍した代表的な蒸気機関車を展示しています。
出口にはショップがあります。
その建物は貴重な旧二条駅駅舎になります。