私事ですが思い立って地元の知多半島を歩いて一周することにしました。車では何度も、ロードバイクでも大昔に一周したことはあります。とは言え歩いてまわれば何か新しい発見があるかもしれません。
散歩はお金が無くて旅行に行けないときの代替手段、休みの日の暇つぶしの側面もあります。ま、途中でお腹が空いて飲食すれば費用はゼロではないんですがね。
そのほかに今回の目的はダイエットです。今、体重78kgで目標は72kg。知多半島一周ウォークでちょっとでも目標体重に近づけようと思います。ダイエットには何か目標が必要ですもんね。できれば今年中に一周を達成しようと思います。
知多半島は一周すると約120km、一日40㎞歩けば3日で終わりますが、さすがにそれはしんどいですので、細かく分割して歩きます。私も若くないですし、途中で観光もしたいですもんね。
9月13日にさっそく歩いてきました。初日は知多半島北東部にある東浦町の緒川駅から半田市の亀崎駅まで、約8.5kmです。JR武豊線、国道366号線沿いのコースです。住宅地と田園地帯のあまり見どころはないエリアです。(すみません)
今日のスタート地点の緒川駅です。
緒川駅のある知多郡東浦町は人口約4万9千人、全国でも広島県の府中町に次いで人口の多い町です。これは同じ愛知県の人口4万3千人の新城市や4万8千人の高浜市を上回ります。
緒川駅の東側と西側では町の様相がまったく違います。東側は巨大なイオンモール東浦など商業施設が並びます。写真は緒川駅南側にある家具メーカー、カリモクの工場兼アウトレットショールームです。
緒川駅の西側、国道366号線の西側は昔の師崎街道でしょうか、どこか懐かしい古い街並みが残っています。ちょうど町の東側の低地と西側の台地の境界部分に沿います。
武豊線の東側は伊勢湾台風時には高潮が押し寄せてきた地域になります。
道沿いには昭和からの看板もいたるところで見ることができます。歩いていていろいろ発見のある楽しい道です。
石浜地区にある稲荷神社です。通り沿いにはお寺や神社も多い地域です。
黒く塗られた木製の壁の古い住宅が多い地域です。
台地の上から尾張と三河を分ける境川河口方面を望みます。
国道366号線からはだいぶ離れ、県立東浦高校前を通過します。緒川駅から約3㎞地点です。
のどかな田園地帯が広がります。
東浦町のマンホールのデザインのモチーフはトビハゼと町の花である卯の花。最近マンホールカードの配布も開始したようです。
www.town.aichi-higashiura.lg.jp
藤江神社のある藤江地区を通過します。秋のお祭りがあるようですね。
半田市に入りました。のぞみケ丘3丁目のにごり池公園でトイレ休憩です。
半田市のマンホールのモチーフは黒松とサツキのようです。
住宅地の中にあるにごり池公園。
住宅の生垣と生垣の間に挟まれた狭い道を抜けると今日のゴールの亀崎駅はもうすぐです。
大府駅と武豊駅を結ぶJR武豊線は1886年(明治19年)に開業した愛知県で最も古い鉄道です。地元では「タケ号」と言うのが一般的でしょうか。
全線電化されたのは2015年3月1日と最近のことです。それまではディーゼルカーがのんびりと走っていました。電化はされましたが今でも2両編成のワンマンカーによる運行が多いです。
亀崎駅に到着しました。
亀崎駅は愛知県下で最初の鉄道である武豊線の開通にあわせ、1886年に開業した駅の一つです。駅の施設のうち駅舎は、開業当時から残る「日本最古の現役駅舎」として、同線半田駅の「日本最古の現役跨線橋」と共に多くの鉄道関連の書物にも紹介されていますが、再建されたものだという説もあります。
亀崎駅は競合する名鉄が当駅付近まで来ていないこともあって乗車人員ベースで武豊線の中で利用客が最も多い駅になります。
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