まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

令和になってもまだまだ現役 大阪市営渡船全航路乗船記その2

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tamikiti67.hatenablog.com

 

大阪市営渡船全8航路乗船記の後半です。

 

  

船町渡船

 

大阪市HPより引用します。

船町渡船場は、大正区鶴町1丁目と同区船町1丁目を結ぶ(岸壁間75メートル)。平成30年度現在、1日平均約180人が利用している。昭和20年代後半から30年代にかけて、川幅が狭いことを利用して対岸まで船を連ね、その上に板を敷いて人や自転車が通行していた。

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011260.html

 

利用者は次に乗る木津川渡船に次いで少ないですね。このあたりは工場地帯で乗る人が工場関係者ばかりとかなり限定されるからだと思います。私が乗った時も乗客は他に一人だけでした。

 

 

 

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階段とスロープで堤防を越えます。

 

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巾75mの木津川運河を渡る渡船ですので、あっというまに対岸に着きます。 写真をゆっくりとる暇もありません。

  

木津川渡船

 

大阪市のデータによるとこの木津川渡船が最も利用者数が少ないですね。

 

大阪市ホームページより引用します。

 大正区船町1丁目と住之江区平林北1丁目を結ぶ(岸壁間238メートル)唯一の港湾局管理の渡船である。昭和30年12月からカーフェリー(「松丸」134トン)が運航していた。

 

乗用車から大型トラックまで運搬し得る能力を持っていたが、上流部に千本松大橋が開通した昭和48年の翌年からカーフェリーは廃止され、人と自転車のみを運ぶ渡船となった。

 

利用者は大正区の工場に通う人や住之江区の木材関係で働く人がほとんどである。水がきれいになったためか、渡り鳥が飛来する姿が見られる。平成30年度現在1日平均約159人が利用している。

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011261.html

 

 

 

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木津川渡船の入り口。木津川渡船は運行本数も少なくお昼時は45分に1本です。

 

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運悪く対岸から船がちょうど戻ってきたところで、このあと40分近く運行されません。待つのみです。

 

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朝7時や夕方5時台は10分おきで運行されていますが、お昼はスカスカダイヤです。

 

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待ち時間を利用して写真を何枚か撮影します。ここも上を橋が通っています。新木津川大橋ですね。

 

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この橋も徒歩および自転車で渡れますが、何せ海面からの高さが50mもある巨大な橋。人力で渡るのはただの物好きか体をいじめたい人だけ、ということで渡船が存在しています。

 

でも本当に大阪の橋巡りをすると楽しそう・・・・

 

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橋の大正区側は3重ループになっています。これを自転車で走ると楽しいんじゃないでしょうか。

 

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渡船場にはほぼフルオープンな待合室?もあります。

 

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知らなかったですが船の中、および桟橋上は撮影禁止でした。けっこう乗船中揺れますからね。特に自転車があると支えておかないと危険です。

 

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時間になるまではゲートが閉められます。

 

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早く乗船できんかな・・・・寒いよう。(´;ω;`)ウゥゥ

 

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40分後、 住之江区側にやってきました。

  

千本松渡船

 

大阪市のホームページより引用します。

大正区南恩加島1丁目と西成区南津守二丁目を結ぶ(岸壁間230メートル)。
 このあたりは木津川の川尻に近く、江戸時代には諸国廻船の出入りの激しいところであった。幕府は、舟運の安全のため水深を確保し、また防波堤のとしても役立つよう、天保3年(1832)ここに大規模な石の堤を築いた。千本松の名は、この堤防の上に植えられた松並木に由来する。「摂津名所図会大成」に「右塘(つつみ)に数株の松を植列ぬるゆえに俗に木津川の千本松といふ洋々たる蒼海に築出せし松原の風景は彼の名に高き天橋立三保の松原などもほかならず覚ゆ・・・」と述べている。


 千本松の渡しが設けられた年代ははっきりしないが、大正時代の中頃に初めて設けられたものと思われる。昭和48年に千本松大橋が完成し、それとともに渡しは廃止されることになっていたが、地元住民の強い要望によって存続することになり、現在も通勤通学の貴重な足として利用されている。平成30年度現在1日平均約922人が利用している。 

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011258.html

 

  

 

 

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渡船場に着いたら船がちょうど出たところでした。

  

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入り口には花が供えられています。次の船を待つ間、ネットで調べてみたら該当する事件がありました。怖いですね。

 

 

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お客は私を含めて二人。

 

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木津川の上流の方を眺めます。ちょっと曇ってきましたね。

   

落合下渡船

 

落合下渡船は千本松渡船より木津川の上流部にあります。川と言っても半分海みたいなものです。川沿いには倉庫会社や建材会社があって物資や砂利などを積んだ船が行き交います。

 

大阪市のホームページから引用します。

落合下渡船場は、大正区平尾一丁目と西成区津守二丁目を結ぶ(岸壁間138メートル)。平成30年度現在、1日平均361人が利用している。毎年10月下旬から翌年4月下旬にかけて、数百羽のユリカモメが飛来する。

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011256.html

 

 

 

  

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桟橋と渡船。このあたりは2年前に大阪を襲った台風21号で大きな被害があったようです。

  

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船を手で押して桟橋を離れます。この二人はそのまま船に乗り込み一人は操船、一人は着岸時のロープかけを行います。

  

落合上渡船

 

落合上渡船場は落合下渡船の1kmほど上流にあります。

 

大阪市のホームページより引用します。

落合上渡船場は、大正区千島1丁目と西成区北津守四丁目を結ぶ(岸壁間100メートル)。平成30年度現在、1日平均447人が利用している。上流にある木津川水門(防潮)が毎月1回程度開閉試運転のため閉まっているのが見られる。

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011254.html

 

 

 

 

 

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 奥に見えるのは団地マニアには有名な大正区の千鳥団地。

 

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少し上流にはアーチ形の木津川水門が見えます。水門を使用するときはこのままアーチが上流側へ90度、弧を描くように倒れ込むんですね。今頃気づきました。すごい仕組みですね。

 

 

高潮の侵入をばっちり防いでくれていますね。

 

スマホのバッテリーがなくなり、今回はこれで終了です。全8航路乗船達成しました。徒歩で巡ることもできますが、15kmくらいの道のりになるので自転車が楽ですかね。

 

私はこのあと大阪駅から高速バスで愛知へ帰ったので、西梅田のサイクルポートまで自転車で行き、そこで返却しました。

 

大阪市営渡船めぐり楽しかったです。