セミリタイアして時間があまったらDIYに挑戦はいかがですか?
目次
ホームセンターの花形部門 DIY部門
私はホームセンター業界に15年ほどいました。ホームセンターと言えばDIYです。
Do it yourself の頭文字をとったもので、自分でやりましょうということですね。日本語で言うところの日曜大工です。
DIYer(ディーアイワイヤー)はDIYを趣味とする人、好んでする人のことで、ホームセンター業界ではこういう言い方をしますが一般的ではないかもしれません。
DIYの本場、アメリカではホームデポなど大型のホームセンターがあり、日本のホームセンターとは異なり、それこそ家一軒分建てられそうなくらいの材料、木材からドア、フローリング材、サッシ、風呂おけからトイレ、システムキッチン、シャンデリアなど、ありとあらゆる商品が販売されています。
アメリカでは家のことは自分で何でもやる人が多いですね。
日本だと関東のジョイフル本田や北陸のムサシ、九州のハンズマンなんかが大規模ですが、日本の多くのホームセンターはDIY用品もあることはありあますが、日用品や家電、インテリア、食品、ペットなど他の部門の商品が大きな割合を占めます。
(ジョイフル本田の千葉ニュータウン店はすごいと思う・・・)
なかなかDIYだけではホームセンターもやっていけません。
BIYという言葉もある
一方DIYに対してBIYという言葉もホームセンター業界にはあります。Buy it yourself の略で、自分で買いなさい(取り付けは業者)とう意味です。
要は家を建てるときやリフォームするときに、業者からすすめられる品をそのまま使うのではなく、自分でホームセンターなどで買ってきて、取り付けは業者、多くの場合はホームセンターと関係のある業者で取り付けるということです。
ホームセンター業界は自分ところの売り上げが増えるので、このBIYにも力を入れています。
しかしこれはいかにも日本的な考え方ですね。やはり日本には自分で汗をかくDIY文化は根付かないんですかね。些細なことでも高いお金を払って誰かに依頼するのが一般的になっています。
家の外壁の塗り替えは塗装屋さん、網戸の張替はホームセンターや建具屋さん、自転車のパンクは自転車屋さん、蛇口の修理は水道屋さん、テレビの取り付けは電気屋さんなどなど、専門業者に頼む例が非常に多いですね。
これはダンナが仕事に忙しすぎて休みになるとテレビの前で粗大ごみ状態、家のことを何もしないからでしょうかね。
今後はDIY精神が大切になってくる
でもこれからは違います。働き方改革で残業できなくなって給料も減ります。同一労働同一賃金で給与が目減りする人も出てくるでしょう。
するとこれからは日本もDIYの時代ですね。給料減った分は家のことは自分でやっていかないとお金はたまりません。
DIYはいい趣味だと思います。家の使い勝手は良くなるし、お金は節約できるし、時間もつぶせ、家族にも喜ばれます。なによりうまくできた時の達成感もありますしね。
またDIYはセミリタイアにも相性いいんじゃないんでしょうか。なにしろセミリタイアした人には膨大な時間がありますからね。時間ができたらまず自分でやれることは全部自分でやってみる。
こういう姿勢がこれから大事になってくるのではないかと思います。
DIY好きが高じて、プロ並みの高価な電動工具そろえて必要もない木のテーブルなんか作り始めると逆にやばいですけどね。