目次
- 目次
- コロナウィルス感染拡大中ですが旅行へ
- 青春18きっぷを使用した電車旅
- 福知山にやってきました 福知山城を観光
- 福知山市内を散策してみました
- 山陰本線で西へ向かいます
- 日本海沿いに鳥取へ
- 鳥取から島根・松江へ
- 今日はカプセルホテルに宿泊
コロナウィルス感染拡大中ですが旅行へ
コロナウィルスは心配ですが、こんなときこそ地方に出かけてみるのもいいかもしれません。地方は空気はおいしいし、どこも観光客が減っているので行くと喜ばれるかもしれません。
私は自分の決めたルールに従ってコロナ蔓延中もほぼ通常営業です。旅行にも行きます。
青春18きっぷを使用した電車旅
今回は一人で青春18きっぷを使用し、3月9日から2泊3日、お城をテーマに山陰、山陽、四国を巡ってきました。
宿は予約してありましたが、途中のスケジュールはお天気と相談しながらです。2日目の3月10日は一日雨予報になっています。
1日目はまず東海道本線で名古屋から大阪に出ます。そして福知山線の丹波路快速に乗車してまずは篠山口駅へ向かいます。さらにそこから福知山、豊岡、鳥取を通過し松江まで向かう日程です。
朝の通勤時間が終了した丹波路快速は比較的空いています。これならコロナの心配もないでしょう。車掌さんもウィルスのために空調で換気をしていますとアナウンスしています。
大阪・神戸のベッドタウンである三田市をすぎると、いよいよ丹波で標高300m~700mくらいの低山がつらなります。のどかな風景です。
篠山口で福知山行普通電車に乗り換え福知山を目指します。
福知山にやってきました 福知山城を観光
大阪を出て約2時間半、昼の1時15分くらいですが福知山駅に到着しました。
福知山市は人口およそ7万6千人、舞鶴市とならんで京都府北部の代表的な市です。が、人口は減りつづけています。
そもそも京都府は人口のほとんどが京都市とその南部の宇治市や長岡京市などに集中しているかなり南北格差の激しいところですね。神戸市を抱える兵庫県もそうですが。
福知山市はいま大河ドラマの「麒麟がくる」にあやかって、明智光秀が築いた町として観光PRしています。明智光秀は初代福知山城主だそうです。
コミュニティーバスのようですね。
駅から市内をお城の方に向かって歩きます。お城までは約1㎞です。
光秀ののぼりが並ぶ福知山市役所の前を通過します。
福知山城は市役所東側の小高い丘の上に築かれています。いいお天気でボチボチ観光客の姿がありました。
どどーん。昭和60年の復元で鉄筋コンクリート造ですが、外観は正確に再現されているそうです。なかなか立派なお城です。入場料を払えば内部に入れますが、ケチケチ旅行なので写真を撮って満足です。
もう少しあとだと桜が満開になって、観光客の目を楽しますことになるでしょう。
これもきれいなので復元でしょうか。
城は40mの高台に建てられ市街の眺めが360度楽しめます。
福知山市内を散策してみました
お城を見学した後は市内を時間の許す限りブラブラします。
人っこ一人いない商店街。まあ平日の昼下がりですが、それにしてもさびれていますね。
中にはこんな古そうな建物も・・・。なにげに古い建物が残っているのが城下町らしいですね。
商店街にある鉄道館。現在は営業していないようです。
福知山鉄道館ポッポランド(ふくちやまてつどうかんポッポランド)は、京都府福知山市内にある鉄道保存展示施設である。かつて北丹鉄道で使用されていた品々を展示するために、地元の新町商店街事業協同組合により1998年(平成10年)に設立された。2018年(平成30年)4月から、建物の耐震性や資金面の問題により、1号館が休館中である。
さらに少し歩くとレトロな店構えの電気屋さん。ここも営業していなさそう。
日立キドカラーの看板って何年前? 軽く40~50年前だと思います。
400年の歴史を持つ福知山音頭の像が市内いたるところにあります。
顔が見えないのがちょっと怖い・・・
ここでも明智光秀推しですね。
さっき鉄道館もあったように福知山は昔から鉄道の街でした。大阪・京都方面から山陰地方の入り口、舞鶴方面への中継地でありました。
駅前にはJR西日本の福知山支社のビルもあります。
山陰本線で西へ向かいます
福知山市内を散策した後は山陰本線で西へと向かいます。まずは豊岡行の電車の乗ります。
午後4時すぎ豊岡駅到着です。
特急こうのとり登場。ヘッドマークが欲しい・・・
こちらもこうのとり。城崎温泉までは電化されて、福知山線経由のこうのとりが大阪と結んでいます。
日本海沿いに鳥取へ
城崎温泉以遠の山陰本線は一部を除き非電化区間です。豊岡駅からは気動車で日本海側の漁港町、浜坂へ向かいます。
時代を感じさせる車内。
汽車は山陰本線は海から山へ、山から海へと日本海側の集落を結ぶように走ります。
この日は昼から曇りになってきて、本来なら車窓から日本海のきれいな夕日が見えるんですが全然だめですね。
有名な餘部橋梁を通過しますが、これは下から見上げないと意味ないですね。しかしこの高さから過去に汽車が落ちたとは恐ろしいです。けっこうその時のこと、ニュースで見て覚えています。
浜坂で鳥取行に乗り換えです。18時15分、あたりはすっかり暗くなってきました。
鳥取から島根・松江へ
鳥取からは米子行の快速とっとりライナーに乗車します。大阪付近以外でもっとも混雑していたのはこのとっとりライナーでした。それでも運よく座ることができました。
米子で今日最後の列車、出雲市行に乗り換えます。今日9回目の乗り換えです。
21時30分、無事松江に到着。明日の朝、天気が良かったら国宝松江城を見に行く予定です。
しかし、晩ごはんを食べようと思っても松江駅前なにもありません。
24時間の牛丼屋かマクドナルドでもあってもよさそうなのですが見当たりません。居酒屋が数件あるくらいで、なんとさみしい県庁所在地の駅前なことか。中心市街地と少し離れているのですかね。結局ローソンでコンビニ弁当買ってホテルで食べることにしました。
今日はカプセルホテルに宿泊
今夜の宿は旅費節約のためカプセルホテルです。こちらもコロナウィルスのせいか宿泊者は少なく稼働率でいうと10%以下だったと思います。観光業、宿泊業はコロナが長引くとほんとうにやばいと思います。
眠りにつく頃、どこからか雨の音が聞こえてきました。