まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

元ホームセンター店員が語る店員泣かせの重量物ランキング

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tamikiti67.hatenablog.com

 

昨日に続き今日も私の昔の仕事であるホームセンターに関する記事です。

 

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ホームセンター店員の職業病とも言われる腰痛。他の小売業でも多いですが、特にホームセンターは顕著かと思います。

 

なにせホームセンターは売っているものに重量物が多いですからね。本当に何とかしてほしいです。やめた今となっては関係ないですけどね(笑) 今日はホームセンター店員泣かせの重量物ランキングを作ってみました!

 

ではランキング7位から順に見ていきましょうか。Let's get started !

 

 

7位 型枠用合板(コンパネ)12kg

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建築・土木屋さんが 日常的に使う商品です。ホームセンターでもっとも売れる商品のひとつですね。1枚12kgです。私が働いていたころは1枚1,000円くらいでしたね。

 

合板類は180cm×90cmサイズなら厚さ1mm毎におおよそ1kgですね。ということでコンパネは12mm厚なので重さ12kgです。

 

通常100枚単位で流通していますので、100枚お買い上げだとそのままフォークリフトでトラックの荷台にのっけてヨシですが、中途半端に50枚とかだと手積みです。

 

お客さんに手伝ってくれと言われたらイヤとは言えないですし、大量に購入された場合はなるべく積み込みに入ります。

 

まったく自分は汗かこうとしない横柄な客も多いですけどね。

 

 

1枚だとそれほど重くありませんが、面倒くさいので2枚(24kg)くらい1回で持ちます。幅が91cmあるので両手ではさむ格好になります。もれなく大胸筋が鍛えられます。

  

6位 ポルトランドセメント25kg入り

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ふつうのセメントと言えば普通ポルトランドセメント25kg入り。まあまあ重いです。たまに100袋まとめてお持ち帰りとかもあります。2.5tonじゃないですか。インドゾウ並みです。

 

リフトでパレットごとトラックに載せられるといいんですが、パレットは仕入れ先に返却しないといけません。購入者がパレットだけをまた店に持ってきてくれればいいんですが、そんな奇特な人はホームセンター人生で5本の指くらいしかいません。まさに気が利く神レベルの客です。

 

よってたいていはリフトでトラックに近づけて、あとは手で荷台に移していきます。一人だと大変なのでインカムで応援を呼びますが、こういう時も率先してきてくれるヤツとそうでないヤツがいます。

 

ニコチン部屋でニコチン充填中のヤツとかなかなか来てくれません。(怒)

 

  

5位 レミファルト30kg

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補修用のインスタントアスファルトです。へこんだところにこいつを入れて突き固めれば簡易アスファルト舗装がいっちょあがりです。

 

ポルトランドセメントの上を行く30kgで、なかなか重量感ありますが、こいつはセメントほど数が出ませんのでまあ許してやります。

 

  

4位 クッションフロア1巻32kg

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クッションフロアというとキッチンやトイレ、洗面所など水回りによく使われる床材ですね。メーカーから入荷する段階では1.82m幅の20m巻です。

 

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これを売り場では切り売りして販売するんですが、入荷してきたら切り売り専用什器にセットしてやらないといけません。 最上段はかなりきついです。男子バイトの出番です。

 

しかしインテリア部門の時は私もたいがい自分でやりました。

 

 

3位 カラーベストコロニアル8枚入り 35kg

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一般の人にはなじみが薄い商品かもしれません。

 

屋根瓦のように屋根に葺いて使用するものです。1枚3.4kgで8枚入り。およそ35kgです。このクラスになるとかなり気合を入れて持ち上げり必要があります。

 

PPバンドで縛ってあるのですが持ち手がないためバンドを持つことになります。いつバンドが切れやしないかとひやひやします。

 

足の上に落としたら骨折必至です。

 

 

2位 ガソリン発電機 41kg 

 

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発電機の重量は機種にもよりますが、このくらいのクラスがホームセンターで扱っている標準的なものとなります。

 

重いんですがセメント100袋2.5トンに比べればありがたいです。セメントなんか確か1袋350円、100袋売っても3万5千円ですが、こちらは1台売れば5万~10万です。お安い御用です。

 

まあ滅多に売れませんけどね。

 

 

1位 耐火金庫 50kg以上

 

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小型のモノならすぐお持ち帰りできるよう店で在庫を置いています。

 

小型と言ってもたいがいな重さですけどね。軽くて簡単に持っていかれるようだと金庫の役割を果たしませんもんね。

 

手に負えない重さになってくるとメーカー直送サービスを利用します。ホームセンターでは注文だけを承って、メーカーから専用の運送会社を使ってお客様宅まで運んでもらいます。

 

家電業界なんかもそうですね。お店と配送がふつうは分かれています。(大手は自社配送網がある)

 

 

その他にも資材系は重い商品の宝庫

 

この話題、書き出すと止まりませんが重量物はまだまだあります。おかげで私は昔はガリガリ君と言われていましたが、ホームセンター時代も後半はガッチリした人と言われてました。(笑)

 

以下の商品も建築・土木、ホームセンター業界の人ならおなじみだと思います。

 

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資材系以外の部門は?

 

また資材系でなくてもシャンプーや洗濯洗剤でも多くの商品はケース単位で入荷してきます。 1本1本はそれほどでなくともケースになるとそれなりの重さになります。

 

飲料の2リットル×6本のケースでも1ケース12kgですが、それを100ケース積むとかなればそれなりに疲れる仕事です。ビールケースも1つ1つはそれほど重くはありませんが、当たり前ですが数が多くなると積むのもバックヤードから運ぶのも面倒です。

 

あと意外なのはペット部門の猫砂。猫のトイレで使うやつですね。紙系のものはいいんですが、鉱物系の物は原料は石ですからね。けっこう重いです。使用後みんなどこに捨てているんですかね。やっぱり庭ですかね。

 

コストコみたいに入荷してきた商品をパレットでドーンと陳列できればいいんですけどね。日本の小売業は仕事が繊細すぎます。(´;ω;`)ウゥゥ