あまり見たい分野の映画ではないですが、妻が見たいというので夫婦割2,400円で「劇場」を映画館で見てきました。
原作はピースの又吉、行定勲監督の作品です。
邦画は私は普段あんまり見ないです。しかも邦画の恋愛映画はまずないなー。テレビドラマでもそうですが、なんか見ていて背中がこそばゆいんですよね。
でも妻は山崎賢人が好き。まあ私も社会勉強だと思って見ることにしました。
映画館は伏見ミリオン座。シネコンほど大きくなくミニシアターほど小さくもなく、4つのスクリーンを持ちます。
内部はきれいです。ミニシアターのようなボロさはありません。私は初めて行く映画館でしたがいい感じでした。
公開予定作品のパンフレットがズラリ。洋画に面白そうなものがいっぱいあります。
こちらはスクリーンの内部。180人ほど入れるスクリーンでしたが、1席ずつあけて座りますが、最終的には多くのお客さんが来ました。60人くらいはいたと思います。
先日の東宝シネマズでみた千と千尋の神隠しよりずはるかに多い観客です。
やはりこの「劇場」の公開初日、それも第1回目の上映だったからですかね。
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映画は山崎賢人演じる劇作家志望のいわゆるダメンズ(永田)と、彼をささえる健気な松岡茉優(沙希)の物語なんですが、永田のダメっぷりがかなりのもので見ていてイライラします。
なかなか永田には共感できないんですが、冷静に考えると私も29歳の時、結婚してわっずか1カ月後に正社員で働いていた会社を辞め、その後1年と少しバイトだけでフラフラした生活をしていました。
その時OLで働いていた妻のほうの稼ぎが圧倒的に良かったので、私も当時もしかしたらこの永田と重なる部分はあったのかもしれません。(まあそれでも私の方がだいぶマシですけどね)
物語はなかなかスッキリすることのないままエンディングを迎えます。映画館で見るほどのストーリーではないかもしれませんが、現実にはこんなカップルも多数いるのだろうと思いました。
山崎賢人ファンなら役とはいえ、このダメンズぷりを見ても満足なのかな?
ちなみにこの映画、アマゾンプライムでも今日から同時配信しているそうです。なおさら映画館で見なくてもいいかもと思いますが、こういう万人が楽しめるわけでもない作品もまた映画なのかな。
映画と言えばだれもが楽しめるエンターテイメント作品を期待しますが、この作品はちょっとその対極ですね。
なんか是枝監督の海街ダイアリーを見た時とちょっと同じような気分ですね。
大きな盛り上がりもなく日常を淡々とつづっていくような。繊細な心の綾を描写したいのかもしれませんが、ある意味これが最近の日本のスタンダードなんですかね。
そうだったらやっぱり海外作品のほうがいいなあ。インド映画のほうがずっと面白いもんなー。
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日本でも昔のほうがいろいろあったよなー。
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私はまったく映画通ではありません。以上、個人の感想です。