まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

おせち料理をやめてみようと思う

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実家で母からおせちの相談  

 

そろそろおせち料理の予約をどうしようかと考えられているご家庭も多いと思います。

 

先日、大阪の実家に帰って母親から

 

「今年のおせちはどうしよう?これ頼もうと思ってんねんけど」

 

と、生協のおせちのカタログを見せられました。ちょっと大きめの1段重で値段的には1万2千円から1万5千円のものですね。毎年、元旦は実家に私たち夫婦と妹夫婦があつまって一緒に食事することになっています。

 

「まー、いらんのんとちゃう」

 

 

昔はおせち料理は重要だった 

 

40年ほど前ですが、私が子供のころは祖父母も健在で、両親、私と6人家族。

 

さらに私の家は本家だったので正月は親戚なども訪れ、母はいつも手間暇かけて大量のお節料理を作っていました。黒豆煮たり、エビを焼いたり、くわいを剥いてゆでたり、いろいろ料理していました。家族総出で餅つきもやってましたね。

 

最近の正月は両親と、私たち夫婦、妹夫婦のみで集まるという感じです。近親者だけなのでおせち料理買う必要もほとんどなくなりました。おせちには正月を祝う大事な意味はあると思いますが、親戚などに対する見栄の要素もかなり大きいですからね。

 

  

我が家は滅亡する

  

死んだ私の祖父母には長男(私の父親)、長女、次男がいて、私のところは2人、長女のところには一人息子、次男のところには一人娘がいるんですが、結局誰も子供は持たなかった(持てなかった)ので、我が〇〇家は将来の滅亡が確定です。

 

おせち料理のカズノコには子宝、子孫繁栄の願いが込められていたと思いますが、そういう意味ではまったく役に立たなかったか(笑)

 

ということで、いまさらおせち料理にお金かけなくていいんじゃないと思った次第です。

 

 

それより我が家は滅亡ですから将来的にはお墓を見てくれる人もいないわけです。私も長男として今ある墓の墓じまいのことも考えないといけないですし、実家の土地家屋の処分もしないといけません。いずれもお金がかかります。

 

 おせち料理の話を実家でして、そういった憂鬱なことを少し考えました。

 

 

おせち料理はやめてみる

 

母親と話して今回から重箱入りのおせちはやめて、黒豆、カズノコ、かまぼこなど最小限を単品で頼むことにしました。お正月の雰囲気だけを味わおうということですね。あとは毎年なんですが水炊きですね。

 

両親は高齢だし、私の妻に妹の女性陣はそれほど食べない、妹の旦那は偏食家でおせちはあまり手をつけず。したがってここ数年、私が無理して食べている状態でした。私も若いころは底なし沼みたいな胃袋でしたが、さすがにだいぶ大人しくなってきています。

 

母親は特に何も反対しませんでしたが、もしかしたら今までの通り重箱入りのおせちが良かったのかもしれません。(お金を出すのは母親)

 

 

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