2021年はもっと読書をしようと思い、昨日は市の図書館へ行ってきました。そこでついつい手に取ってしまったのはこれ。
以前にも読んだことあるような、無いような・・・。きちんと読んでないかもしれませんので、借りることにしました。
有名な本なので内容は事細かに書きませんが、
誰でも下流老人に陥る可能性はある
ということです。下流老人の定義は生活保護レベルと同等、それ以下の暮らしをしている老人ということですね。
私も他人ごとではないですね。非正規ですし、貯金は2,000万円ほどありますが、逃げ切れるほど多くはありません。今のところ健康で、70歳くらいまでは働く覚悟はありますが、10年後も20年後も働けるだけ健康かどうかといったら不確定要素です。
たとえ私が健康でも妻が病気になるかもしれないですし、実際に妻は4年前に乳ガンの手術を受けています。何があるかわかりません。
そのせいか名古屋や大阪でホームレスの人を見ると、他人事とは思えないんですね。なんとかならないかなと思いますし、自分がもしホームレスになった場合、どうやって生き延びようか頭の中で妄想しています。
たぶん大阪に帰るでしょうね。大阪は生まれた場所だし、ホームレスにやさしい町だと思います。
ただ本当にホームレスに陥りそうな状況になったら、ためらいなく生活保護は申請しますけどね。プライドはありません。
「下流老人」を読んで、改めて現代社会の貧困問題について認識を深めた次第です。
と、そんないっちょまえのことを言っていますが、
昨年の年間収支では労働収入260万円に対し、外食+娯楽費で80万円の身の程知らずの豪遊ぶり。GoToに踊っています。危機感が無いですね。
2021年の始めに下流老人を読んだので、本年は気を引き締めて行きたいと思います。
続編も借りました。帯がちょっと煽りすぎですね。