まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

地図のはなし

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今日は地図について書こうと思います。

 

 

地図の昭文社

 

ja.wikipedia.org

 

昭文社と言えば地図や旅行ガイドブックで有名な出版社です。自転車乗りやバイク乗りはツーリングマップでお世話になった人も多いかと思います。

 

私も1980年代後半から90年代にかけて、チャリダーだった時にコンパクトなA6判のツーリングマップを愛用していました。スマホは無い時代ですので紙の地図は必須でした。

 

 

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ツーリングマップは路面の状況や風景の情報などもあって、イメージが膨らむんですよね。マウンテンバイクで林道に入る時も良かったですね。

 

また主な地点間の距離が地図上に掲載されていて、だいたいの距離がすぐわかるのも良かったです。

 

昭文社発行の日本地図帳

 

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これはツーリングマップではありませんが、今も持っている昭文社の日本地図帳。定価3,610円と裏に書いてあります。

 

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1983年4月初版発行でこれは1995年1月発行の第37版ですから25年前に買ったものですね。

 

実はこれは2冊目で、私が中学1年生の時に、親に買ってもらったのが一冊目です。ほぼ初版に近い一冊だったと思います。

 

一冊目、二冊目あわせて、日本地図帳とは38年近いつきあいです。

 

日本地図帳のいいところ

 

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この地図帳のいいところは分県タイプになっていて見やすいところ。

 

そしてきちんと等高線が書いてあって、高いところは濃い茶色で、平地は緑とグラデーションで美しく塗り分けされていることですね。

 

等高線を見ただけで、なんとなく風景が想像できてしまいます。

 

 

グーグルマップの不満点 

 

それに対しグーグルマップは、地形が分かりにくいのが難点。

 

山名の記述が少ないのと、あっても三角点の標高が入っていないのが不満です。

 

 

※色のグラデーションが少ないグーグルマップ

 

グーグルマップは拡大縮小が自由で、お店の情報、ストリートビュー、ナビ機能もあり、こうやってサイトに埋め込みできたり素晴らしいんですが、地図そのものとしてはもの足りないところもたくさんあります。

 

美しい日本地図帳

 

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こちらは日本地図帳の小豆島。グーグルマップより数段美しい。

 

地形が手に取るようにわかります。海底の地形までもです。

 

市町村の境界がはっきりわかるのもグーグルマップに比べて優れているところ。

 

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温泉、発電所、滝、スキー場、火山、名所旧跡など従来の地図記号で表されているのは非常にわかりやすいです。

 

地図に残る蛍光ペン

 

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こちらは岩手県南部。自転車で走ったところは蛍光ペンで塗っています。

 

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奥三河も自転車でよく走りましたが、これは愛知に引っ越してからですね。走った後に色を塗るのが当時の楽しみでした。

 

昔の地図は貴重

 

この地図帳は平成の大合併前のモノなので昔の懐かしい市町村名がいっぱい載っています。

 

そして過去に私の持ってた初版に近い一冊目だと、今は無き国鉄民営化前の懐かしいローカル線がいっぱい載っていました。すごい貴重な情報だと思います。

 

しかし、その一冊目は阪神大震災の時に失くしてしまいました。

 

 

そして今の二冊目を買いました。だから1995年1月発行の第37版ですね。

 

学生時代はロードバイクを輪行して、青春18きっぷで北海道・青森と沖縄をのぞく全国各地に走りに行っていました。

 

そして蛍光ペンで走ったルートを塗っていました。

 

買い替えた時は、地震発生前までにどこを走ったか、必死で思い出してペンでなぞりなおしました。

 

今あるこの地図帳は、過去の記憶につながる私の数少ない宝物のひとつです。