そこまでプロレスファンというわけではないんですが、アントニオ猪木氏が闘病中だということをYoutubeの動画で知って、ちょっとビックリしました。
最近まで元気だったような気がするんですが、ここ2年くらいは100万人に6人くらいしか罹患しない心アミロイドーシスという難病で闘病していたんですね。
今はYoutuberとして「最期の闘魂」チャンネルという動画を配信されています。(もちろん撮影、編集はスタッフが行っているんでしょうが)
コメント欄を見ていると「猪木頑張れー!!」「病気に勝ってください」というコメントが数多く寄せられています。
私がもしそんな病気だったら「勝手なこと言うな。どうやって頑張るねん」と思いますが、猪木氏はそうではないんでしょうね。応援されると本当にうれしいんでしょうね。
そして頑張れよというファンの中には、逆に猪木氏に支えられている人も多いんでしょうね。
そういったファンのためにも、闘病中でもでやれることはやるという猪木氏の思いなんでしょうね。
これまでいろいろ怪しいビジネスに手を出してきた猪木氏は理解不能なところもありますが、闘病中のベッドの中からもメッセージを発信するのは頭が下がります。
ただ小林麻央さん以来ですかね、多くの有名人が死の直前まで思いをSNSで発信することが増えてきています。
そして個人的には、その人がたとえどんな有名人でも、大変な思いをされていることを知りたいとは思わない、というのが本音です。
やはり自分にあてはめてみると怖くて見れないというのもあります。
そしていつかは私も死ぬのは分かっていますが、死ぬことより生きること、明日のことを考えて、死を遠ざけたいという気持ちが無意識の内にあるのかもしれません。
ただ、もし死期が近いと悟った場合、残りの人生をどう生きるかは誰にとっても重要なテーマです。
私だったら思い残すことのないよう、やりたいことをできるだけ沢山しますかね。ごく個人的な欲望のままに。食べることがまだできるのなら美味しいものを数多く食べたい。
そして猪木氏のやりたいことは、たまたまこうやってメッセージを発信したり、ファンと交流したりということなんでしょうね。そしてYoutuberとして、団体の会長としてお金を稼ぐことも。
そこは人それぞれだと思います。見ていると、Youtubeとかいいからもっとゆっくりしてくれよと思わないでもないですが、これが猪木氏のスタイルなんでしょう。
陰ながら回復をお祈りしています。
でも最近は、昔テレビで見てた人が、ひさしぶりに見たらずいぶん年を取られたなということがしょっちゅうある。寂しいなあ。
まるで自分は一人だけ年をとっていないかのように。(自分も同じだけ年をとっているくせに)