雨だったので映画館へ映画を見に行ってきました(13日のはなし)。サービスデーだったので1,000円です。
初めてみるイラン映画
見てきたのはイランのサスペンス映画「ウォーデン消えた死刑囚」です。
イスラム革命前の1950年代のイラン、飛行場の滑走路延長工事で移転となる予定の刑務所が舞台。囚人たちを新刑務所へ移送することになりますが、一人の死刑囚が行方がわかりません。
刑務所所長は昇進が決定しており、ヘマは許されません。
死刑囚はまだ元の刑務所に潜んでいるとみて必死に行方を捜す所長と部下たちですが、そこへ死刑囚を担当していた美貌のソーシャルワーカーの女性が現れます。
彼女が言うにはこの死刑囚は冤罪の可能性が高い・・
もし発見されてしまうと彼には絞首刑が待っています。しかし所長は見つけ出さなければ自分のクビが飛ぶ・・という映画です。
ラストはちょっと唐突でしたが、全体的には娯楽作品として悪くなかったですね。
イスラム教国の映画だから宗教色が強いかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
しかし途中で所長とソーシャルワーカー役の女性(なかなかのイスラム美人♥)がいい雰囲気になりますが、キスしたりとかいったシーンはありません。さすがイスラム。
そして女性もヒジャブこそかぶっていませんでした(かわりに帽子)が露出は少なめです。
それにしてもオープニングやエンドロールのペルシャ文字はまったくわかりませんでしたね。
映画で知る世界
イランは興味あるけど、おそらく人生で行くことはないだろうなという国。トルコならまだ行く可能性はあると思いますが、イランはないでしょうね。
でもイランは親日国のひとつ。もともと日本と関係の深い国ですね。映画でイランという国を垣間見るのも悪くないですね。
今回の作品は1950年代が舞台なので、昔のイランの司法制度はどうなっているんだ!?という思いで見てましたが、今は違っているのでしょうかね。
ですので機会があったら最近のイランが舞台の映画を見てみたいですね。
昨年は旅行でマレーシアに行きましたが、イスラム教文化は知らないことだらけです。
あと映画を見て気がついたのは、会話中に、あれっ?今のフランス語?という単語がポツポツ出てきたり、映画に登場してきた車もシトロエン2CVだったり。
イランはフランスの影響がかなり強いんですかね。
海外旅行もなかなか行けないので、今度イラン料理レストラン探して行ってみよう。