2020年12月発売のブリジストンサイクルの電動自転車アシスタUデラックスです。メーカー希望小売価格126,280円(税込)。
ブリジストンのラインアップの中ではお買い物向け自転車で、大きなカゴがあり乗り降りのしやすいアルミ製低床フレームです。
奮発して買いました(^^)/
ウソです。借り物です。( ;∀;)
バッテリーは25.5V、大容量15.4Ahで、普通の家庭の使い方では、せいぜい週に1回か2週に一回充電するくらいで大丈夫ではないでしょうか。
電池の寿命はおよそ700~900回充電した時点となります。したがってちょこまか充電するより、残量ゼロ近くまで減ってから充電した方が長く使えますね。
ギアは内装3段変速。操作部は3ファンクションメーター(%、残km、スピード表示・オートライト機能付き)アシストはパワー、標準、オートエコの3モードが選べます。標準モードで60㎞、オートエコモードだと87㎞走行可能。すごい。
最も重要なモーター駆動部はヤマハ製のようです。定格出力240W。アシストが働く範囲は時速24㎞まで。それ以上はアシストは働きません。
ブレーキはフロントがツーピポットキャリパーブレーキ、リヤがフィン付きローラーブレーキ。
車両重量26.4㎏。
電動自転車はやはり漕ぎ出しと登り坂が楽ですね。コース途中に1㎞くらい続く長い登り坂がありましたが、パワーモードにするとアシストが効いてグイグイ登れます。
そしてこの自転車はパワーモードで走っても、それほどバッテリーの消費が大きくないのがいいですね。40㎞くらいの距離までならずっとパワーモードではいいのではと思います。
逆に平坦地を時速16㎞~20㎞程度で走ると、アシストが働いている感触はほとんどしません。電動自転車の特性上やむを得ないですね。
アシスト無しの自転車のほうが車重が少ないだけ軽快です。常用スピードは12㎞~15㎞くらいが快適ですかね。
一か所、横断歩道が無く、歩道橋を押して登る箇所がありましたが、さすがにこの車重なので押して登るのは大変です。
最終的に標準モードとパワーモードの両方を使用して、53㎞走りましたが、電池の残量は50%、残走行距離は23㎞でした。これだけみてもオートエコモードを使わなくても70㎞くらいは余裕で走れそうです。
おそらくアシストのあまり働かない比較的速い速度、時速18〜20kmくらいのスピードで走った時間帯が多かったのもバッテリーがあまり減らなかった要因でしょう。
いずれにせよ10年くらい前にパナソニックの電動自転車を所有していたことがあるんですが、その時のモデルと比較して走行可能距離の長さは2~3倍くらいあるように感じます。電動自転車も日々進歩しているんですね。
そしてブリジストンサイクルにはこんな新型モデルもあります。
両輪駆動で回生ブレーキ付き。1回の充電で130㎞走行可能。フロンティアデラックスというモデルでメーカー希望小売価格137,280円。
アシスタと値段の差がそんなにないので買うとしたらこっちのほうがいいですね。
両輪駆動は気になります。
ママチャリのようにサドルにどかっと腰をおろして乗る場合、どうしても後輪にトラクションがかかります。
そして登り坂になるとさらに後輪荷重になります。前輪にトラクションがかかりにくい状況で、どのように前輪が駆動されるのか。そのあたりの制御というか味付けが興味深いです。
買わないけど一度乗ってみたいです。