奈良県の大和郡山市です。戦国時代に筒井順慶が城を築き以降都市として発展。その後大阪夏の陣で軍功のあった水野勝成が領主となり、その後本多氏、柳澤氏が藩を治めます。
郡山城跡を散策。
柳澤神社を参拝。
大和郡山市のマンホールの絵柄は金魚です。東京江戸川、愛知弥富とともに日本三大金魚生産地。
毎年、金魚すくい日本一を決める全国金魚すくい選手権も開催されます。
また、漫画で映画にもなった『すくってごらん』の舞台の地。(初めて知りましたが)
町はずれの田園地帯に金魚の養殖池が広がります。
グーグルマップで見つけた郡山金魚資料館に行ってみます。見学無料らしいです。(無料という言葉に弱い)
金魚資料館は(有)やまと錦魚園さんの運営です。
金魚養殖の作業場を一般にも開放している感じですね。従業員の方が作業していますが特に挨拶とかなく、勝手に見て回ります。ちょっとお邪魔させてもらってる感じです。
年季の入った泳ぐ図鑑郡山金魚資料館の看板。
資料館の入り口です。
内部は昭和またはもっと古い金魚に関する書籍や絵画が並んでいました。中にはいつのものともわからない巨大金魚のホルマリン漬けの標本も。
この大胆なTシャツは売り物、非売品?
けっこう古くてごちゃごちゃしていて、なかなかのB級スポットの様相。嫌いではありません。(笑)
中庭を取り囲むように並べられた水槽にはいろいろな種類の金魚が泳いでいました。これは和金。
キャリコ琉金。
金魚ではなく銀魚。
金魚は日本独自のモノかと思ってましたがもと、もとは中国なんですね。和金、琉金、出目金などが明治時代までに中国から輸入され、その後品種改良でいろいろな品種が誕生したとか。
金魚は世界中で親しまれ、コメットはアメリカから輸入した品種。
ウィキペディアの受け売りです。😎
丹頂。
江戸錦。
なんきん。
出目金もいましたが水槽がちょっと汚れていて写真は撮れず😅
全体的にあまり整理整頓、清掃はされておらずゴチャゴチャ感があるんですね。よく言えばありのままの姿を見学できます。
やまと錦魚園さんはメダカから高級金魚まで取り扱っているようです。
値札がついています。
一般人も購入できますが、やっぱりペットショップや観賞魚店などプロ向けの店なんでしょうね。
昨年はコロナで夏祭りが軒並み中止、金魚すくい用の金魚は売上が減っていると思うのですが、金魚業界はどうなんでしょう。
一方で、ステイホームでペット用の高級金魚の売上は伸びているとも。
金魚業界もコロナで苦況 1匹数万円の高級金魚は売れるのに・・・ そのわけは「祭りの中止」 : 中京テレビNEWS
こちらは近くの金魚業者の世にも珍しい金魚自動販売機。
毎朝パッキングした金魚をセットしているようですが売れるのかな?