大雨により被災された方にお見舞い申し上げます。
先日のこと、夜、布団に入って寝る前にスマホでネットニュースを見ていました。
目についたのはこの記事。
大島康徳氏は元中日ドラゴンズ、日本ハムの選手で、通算382本塁打、2204安打で名球会会員です。
引退後は日本ハム監督やNHKの解説者も務めました。現在も野球解説者です。
がん闘病中の大島氏
大島氏は4年前にステージ4の大腸がんを公表し、仕事をしながら闘病生活をおくってこられました。現在70歳です。
最近もメジャーリーグの解説をつとめていて、声が弱々しいとの声が視聴者からあったようですが、かなり具合が悪いようです。
肺などにも転移しているそうですね。
6月半ばに緊急手術で入院して退院はしましたが、いまは御家族に支えれれながら自宅療養、緩和ケアとのこと。終末期にあるようです。
気になってみて大島氏のブログを覗いてみたら、衝撃的に痩せられていました。ネットニュースで拝見する顔写真は以前のもので、現在とは全く違うんですね。
あまりに衝撃的で、その夜、寝られなくなってしましました。
私のところはがん家系でないので、がんになったらどうなるかとか、あまりそういう情報に接する機会はなかったんですね。
(妻は5年前にステージ0の乳がんで手術)
布団の中でがんや死について、いろいろ考えを巡らせていたら目がさえてしまって、眠気が吹き飛んでしまいました。次の日はバイトなのに・・・💦
中日ファン
私は子どもの頃からアンチ巨人ファンでした。
そして当時まともに巨人に対抗できたのは中日ぐらいでした。
そのせいで私は関西出身のくせに珍しく中日ファン。(熱烈ファンではないですが)
当時は田尾、平野、矢沢、大島、モッカ、宇野、中尾、上川など、今と比べて100倍くらい個性的で魅力的なラインナップ。投手も星野や小松、牛島、郭源治など印象に残っていますね。
リアルタイムで見ていたので、その一角の大島氏が病気なのは寂しいですね。仕方がないですが。
最期まで見せることの是非
大島氏やアントニオ猪木氏、ちょっと前は小林麻央さんのように闘病生活をありのままに隠さず積極的に発信する人もいます。
若くしてがん闘病中のユーチューバーの方も何人かいますね。
がんと闘っている姿を見せて、同じがん患者の励みになるからというのも理由みたいです。
しかしここまでくると、あまり励みになっていないかも。
ブログを読んでいる人はどんな気持ちで読んでいるのだろう。応援する気持ちなのか、興味本位なのか。
淡々と書かれていますが、見るのはつらい。
大島氏のブログには誹謗中傷のコメントも寄せられているようです。
どんな誹謗中傷かは知りませんが、すべてをさらけ出しているのを快く思わない人もいることも理解できます。
たとえば身近な人の死を思い起こしたりする人もいるかもしれません。
死というものをなるべく遠ざけたい気持ちもわかります。
(それでも誹謗中傷はダメ)
そしてファンとしてはいつまでも全盛期の姿を頭の中に残していたいでしょうしね。
有名人と一般人では違うでしょうし、個人の生き方、考え方なので何も言えませんが、私なら親しい人ですら最低限しか発信しないでしょうね。
(そもそも誰にも気にされないか)