まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

近江路日帰り電車旅その1 旧東海道「草津宿本陣」を訪ねて

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青春18きっぷをこの夏も購入しました。さっそくでかけます。今日は滋賀県へ。

 

 

草津線経由で草津へ


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名古屋駅10:05発の関西本線快速で、まずは亀山へ向かいます。約一時間の乗車。

 


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草津に行くなら東海道本線で米原経由のほうが早いんですけど、草津線に乗ったことないので亀山まわりで向かいます。

 


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亀山から先の関西本線は非電化区間になるのでディーゼルカーに乗り換えです。

 


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2両編成のワンマカー。

 


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25分程で草津線の乗換駅である柘植駅に到着。


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 すでに草津線の電車が停車していました。


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車両は古いですが、草津線は電化されています。

 

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田園地帯を走る草津線

 

東海道の宿場町

 

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草津市は人口14万4千人で、県庁所在地の大津市に次いで滋賀県で2番目に人口の多い町。大阪・京都のベッドタウンとして高層マンションが立ち並んでいます。

 

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そして草津は東海道五十三次の五十二番目の宿場町。

 

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東海道と中山道が分岐する場所です。

 

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マンホールの図柄と同じものがありました。

 

草津宿本陣

 

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旧東海道沿いに江戸時代にさかのぼる本陣が残されています。(国指定史跡)

 

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江戸時代に、街道を往来する大名や公家の宿泊施設として利用された「田中七兵衛門本陣」で、浅野内匠頭や吉良上野介、皇女和宮、新選組などが利用した記録も残されています。

 

明治以降は郡の役所や公民館代わりに利用されてきましたが、昭和24年に草津本陣として国の史跡「草津宿本陣」と指定されました。その後、平成元年から平成8年まで保存工事が行われ、一般公開を開始、今年で一般公開25周年だそうです。

 

草津宿|草津市

 

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本陣内部から見る旧東海道

本陣は今でいうところの高級ホテルみたいなものですかね。偉い人は本陣、その次くらいの人たちが脇本陣、一般人は旅籠に泊まったそうです。

 

草津宿には二つ本陣があったそうですが、現存するのはこのひとつ。なおこの草津宿本陣は全国に残る本陣の中でも最大の規模だそうです。

 

  

本陣の内部

 

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入場料は240円。

 

内部の撮影は資料類は不可となっています。

 

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かなり多くの部屋があり、内部は広いです。

 

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江戸時代のトイレ

 

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これは大名など偉い人が使うトイレ(小)です。上段雪隠と呼ばれます。

 

ずいぶん低い位置に取り付けられています。

 

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こちらもトイレ(大)です。 畳敷きの2畳ほどの部屋になっています。こんなところですると思うと落ち着かないですね。

 

ここで排泄されたブツは床下に潜って誰か家来が片づけたのでしょうか。やりたくね~。

 

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江戸時代の風呂

 

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こちらは湯殿と呼ばれる主客専用のお風呂です。土間で沸かした湯を桶でピストン輸送し、ここに運んできたそうです。

 

本陣の台所

 

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たくさんの釜が並ぶ台所。左奥の大きな釜は200合炊き。ここでの飯炊きは夏は暑そうですね。

 

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修復工事はされていますが、梁などは建築当時の材を使っているのでしょうか。

 

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離れのような建物があり厩が復元されていました。連れてきた馬を留め置きしておく場所ですね。

 

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石山寺へ向かいます

 

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草津駅に戻ってきました。

 

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次は西国三十三所観音霊場第13番札所の石山寺へ向かいます。源氏物語の紫式部ゆかりのお寺です。