愛知県ですが2週間近く続いた長雨が終わり、このまま秋になると思いきや、また夏が戻ってきました。
長雨期間中は最高気温が30度超えることもなく涼しかったのですが、昨日あたりは35度超です。久しぶりなのでより暑さを感じます。
とはいえ季節は確実に進んでおり、夜になると秋の虫の声が聞こえてきます。
すると昨夜ですが、夕食後に自分の部屋でくつろいでユーチューブ見ていたら、妻の
「ギャー ! で、出たー!!」(゚∀゚)
という悲鳴が響き渡りました。私の家はおんぼろ賃貸マンションの3階で、あまりクーラー付けずに網戸で窓全開ですので、おそらく近所にもその声は聞こえたと思います。
「何が出た? Gか!?」
と恐る恐る見に行くと、網戸の内側にGではなく一匹のコオロギがとまっていました。
ハアっ、Gでなくて良かった。コオロギも3階くらいなら下から登ってくるんですね。
私はホームセンターのペット部門で働いていた時に、爬虫類や魚類のためのエサ用コオロギを販売していました。その時のサイズでいうと、そのコオロギはS、M、LのMサイズくらい。それほど大きくありません。
手で軽く握るように捕まえようとしたら逃げられました。
「ギャー」
コオロギは床の上をピョンピョン飛び跳ね、妻の前を横切り本箱の方へ逃げて行きました。追いかけて手でつかもうとすると再び逃げられます。
そこでキッチンからジャムの空き瓶を取ってきて、上からパカッとかぶせました。
へへへ、捕まえました。😏
コオロギは空き瓶の中でピョンピョン跳ねています。
ふふふ、無駄な抵抗はよせ。
そして新聞の折り込みチラシを1枚持ってきて、下から紙を差し込み、そのままくるっと一回転、完全に確保しました。
その後はベランデに出て1階へコオロギだけポイ。
我ながらグッジョブでした。👍
コオロギの一生
ちなみにコオロギは卵の状態のまま地中で越冬した後、5月頃から孵化し始めます。
幼虫は成虫と同様に雑食で、色々な物を食べて脱皮を繰り返しながら成長していきます。
そして1.5~2か月くらいで十分に成長した幼虫は羽化をして成虫になり(8~11月頃)、成虫になってからは50日ぐらい生きて繁殖行動を行い、メスは3mmほどの長細い卵を地中に産卵し、死んでいくそうです。
春に生まれて冬にかけて死んでいくので、コオロギの一生は日本の季節の進み具合とほぼいっしょですね。
ちなみにGの寿命は約2年。温かい家の中なら余裕で越冬しそうです。でもあのしぶとい生命力を考えるともっと長いかと思っていました。