愛知も本日(27日)から緊急事態宣言が発令されました。が、すいません、青春18きっぷが1枚残っているのでお出かけします。
行き先は長野県大桑村の阿寺(あてら)渓谷。
JR中央線の中津川駅で南木曽行きの普通電車に乗り換えます。
- 大雨の影響で代行バス運転
- 旧中山道野尻宿
- 阿寺渓谷入り口
- 阿寺ブルー
- 森林鉄道跡
- 雨現の滝
- 狐ケ淵・狸ケ淵
- シャトルバスが運行
- 林道から遊歩道へ
- 熊ケ淵
- 阿寺渓谷キャンプ場
- 代行バスのバス停へ
- 中津川で途中下車
大雨の影響で代行バス運転
先日の長雨で南木曽ー上松間は線路に被害があり、ただいまバスによる代行輸送が行われています。(9月3日に復旧予定)
名古屋と長野を結ぶ特急ワイドビューしなのは運休中です。
小さいバスに乗り込みます。青春18きっぷでも代行バスには乗れます。というか、係員さんほとんど切符確認していません。(笑)
すぐ近くの天白公園駐車場で上松行きの大型バスに乗り込みます。
南木曽駅前には大型バスが進入できないからのようです。なかなか大変ですね。
野尻駅近くのバス停で下車しました。20人以上乗っていましたが、降りたのは私一人。
旧中山道野尻宿
中央アルプスの主峰群が見えテンション上がります。
旧中山道の野尻宿。
街道の雰囲気が残ります。
ここが野尻駅。電車の場合はここで下車する予定でした。
駅から少し坂道を歩き木曽川を渡ります。
阿寺渓谷入り口
橋から見えるこの鉄橋は1966年に廃止された木材運搬用の森林鉄道のもの。
阿寺渓谷に行く道は一般車両通行止めになっており、この先のキャンプ場利用者や林業関係者など許可車両のみ通行可能となっています。
もちろん徒歩はOKですので、係の人に挨拶して先に進みます。
ようこそ阿寺渓谷へのゲートがありました。
阿寺渓谷は長野・岐阜県境の奥三界岳(1811m)に源を発する木曽川の支流、阿寺川沿いの渓谷です。
クマさんが出るようです。阿寺渓谷はBBQ禁止となっていますが、ゴミの問題のほかクマの問題もあるからですかね。
阿寺ブルー
阿寺ブルーという言葉があるらしい阿寺渓谷の流れ。
長雨は終わりましたが、まだ水量多めでしょうか。轟音を立てて岩の間を水が流れます。
文字通り天然水。
ときおり川遊びで泳いでいる若者を見かけましたが水温低そう。私は泳ぎは大の苦手なので眺めて写真を撮るだけでじゅうぶん満足。
森林鉄道跡
さらに歩くと森林鉄道の鉄橋跡が見えてきました。
よくこんな急峻な谷に線路をひいたものです。
鉄橋は立入禁止。
天気がいいと水も青く見えると思います。それも午前中が良いと思います。
木曽ヒノキの人工林。今歩いている舗装路(林道)もキャンプ場へのアクセス路以外に林業のためでもあると思います。
雨現の滝
雨が降ったら出現する雨現の滝。雨は降っていませんが・・・
上の方を見てみると・・・
滝がありました。
狐ケ淵・狸ケ淵
阿寺渓谷のハイライト、狐ケ淵・ 狸ケ淵にやってきました。
エメラルドグリーン?
エメラルドグリーンというとちょっと陳腐な感じ。
やはり阿寺ブルーというべきでしょうか。今までいろいろな川を見てきましたけど一番きれいかも。
渓谷入り口から上流はキャンプ場はあるものの人家は一軒もありません。
シャトルバスが運行
さらに上流へと林道を歩きます。阿寺渓谷は深い谷で、谷とまわりの山々の標高差は最大1000mあります。
駐車場がありました。ここまで大桑村が運行しているシャトルバスがあるそうです。
出発地点は村内の温泉入浴施設フォレスパ木曽。車で来た場合、渓谷内には乗り入れできないのでシャトルバスが良さそうですね。
9時半から16時半の間で1時間おきに運行されています。
乗車料金は片道600円、往復1000円。シャトルバスだとこれまでの見どころはスルーなのでちょっともったいない気がしないでもありません。
ただ駅からキャンプ場まで歩いて往復する変態もいないか(笑)
ちなみにこの駐車場には立派なトイレもありました。
自販機はありませんが道中いたるところに、このように天然水が湧き出ているので水場には困りません。
私はいちおう水筒に麦茶たっぷり持ってきていました。
林道から遊歩道へ
駐車場の横からは対岸へと続く遊歩道があります。入り口に協力金を入れる箱がありましたので100円入れました。
個人的には下のゲートで一人500円くらい強制徴収してもいいんじゃないかと思います。
それくらいの価値はありますね。
遊歩道を少し登ります。遊歩道は整備されてはいますが、若干のぬかるみと木の根っこが多く歩きにくいです。
階段を下ります。
六段の滝
六段の滝が現れました。上の方にまだあるようですが、ここからは残念ながら見えないですね。
さらに遊歩道を歩きます。
ウナリ島
ウナリ島という場所に出ました。ここで遊歩道は行き止まり。
少し戻ってつり橋を渡ります。渡って少し登ると元の林道が現れました。
熊ケ淵
林道を歩くと熊ケ淵にやってきました。
阿寺渓谷内で一番深い淵だそうです。
吉報の滝
さらに少し歩くと対岸に吉報の滝があります。
こちらがそうですが、あまりよく見えません。
阿寺渓谷キャンプ場
阿寺川はまだまだ上流へと続きますが、阿寺渓谷の終点と言っていいでしょう。 阿寺渓谷キャンプ場です。渓谷入り口から6.3㎞地点になります。
美顔水という水場があります。
美顔水だけに顔をじゃばじゃば洗ってイケメンになろうかと思いましたが、キャンプ客の食材があります。とりあえず水筒に帰り用の水を汲みます。
そのちょっと下にはビールもたくさん。さぞかし美味しいことでしょう。
代行バスのバス停へ
帰りは一気に林道を下ります。写真もあまり撮らないので早い早い。こちらは阿寺川が木曽川に合流する地点です。
木曽川に架かるあてら橋。
こちらのV字型の谷が本日歩いた阿寺渓谷。
新しそうな中山道の石碑。
国道19号線沿いのデイリーヤマサキ駐車場にある代行バスのバス停です。南木曽までバスで移動します。
中津川で途中下車
中津川駅で途中下車。
日本百名山のひとつ恵那山は雲がかかっていました。
お目当ての五平餅のお店はあらら・・閉まっていました。
栗きんとんで有名な川上屋で、妻への土産を買って帰りました。