まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

輪行の思い出

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輪行(りんこう)

 

先日、名鉄のとある駅の改札口付近を歩いていました。

 

自転車を持った男性がきっぷ売り場の駅員と話をしていました。

 

けっこう大きな声で、

 

「自転車、電車に載せてもええやろ?」

 

と不満そうに喋っていました。自転車は20インチくらいの小径の折りたたみタイプでした。

 

ちょっと駅員さんともめているようでした。

 

アホか!と思いました。(笑)

 

この辺りの名鉄は田舎のローカル線でもありませんし、そのまま自転車載せていいわけがないだろーが。たわけか!

 

他の乗客の服がハンドルにひっかかったり、汚いチェーンに当たって汚れたら迷惑だろがー。😠

 

輪行を知らんのか!輪行を!ワレ💢

 

(ガラの悪い人がいます)

 

 

電車への自転車の持ち込みは、ロードバイクやマウンテンバイクなど車輪が簡単に脱着できるものは、分解して輪行袋という専用の袋に入れて持ち込む輪行が一般的なルールです。

 

折りたたみ自転車も折りたたんだ状態で輪行袋に入れないといけません。

 

 

念のためネットで名鉄の規則も確認しましたが、やはり今でも同じです。ただ名鉄は持ち込み無料なんですね。

 

 

私は学生時代、またの名を輪行の鬼と呼ばれ(?)、それこそ輪行袋に入れたロードバイクやマウンテンバイク片手に、青春18きっぷを駆使して九州、四国や東北など休みのたびに遠征していました。

 

そして全国各地の有名なルートを走ったものです。九州のやまなみハイウェイや、北アルプスの安房峠に乗鞍スカイライン、日本最長ダートの奥志賀林道、秩父山地の大弛峠、日光白根山、東北の蔵王山、八幡平などですね。

 

 

それはさておき当時だとJRで輪行する場合、手回り品きっぷといって荷物用の250円の切符を買う必要がありました。私の記憶では針金のついた荷札のようなものです。それを輪行袋の持ち手のところにくくりつけていました。

 

www.google.com

 

ただJRの場合、今は料金が290円に値上がりしているようです。まあ、30年前との比較ですから、良心的な値上げですかね。

 

(自転車についてはJRも無料化されています)

 

輪行はいろいろ思い出がありますが、注意していたのはやはり混雑する時間帯をなるべく避けることですかね。分解してもロードバイクはかなりの大きさですし、ラッシュアワーにそんなものを持ち込んだら白い目で見られます。

 

また分解組み立てをする場所もなるべく人目につかない駅の片隅で行うようにしていましたね。それでも小学生グループとかに見つかるとやたらと「おじさん何してるの?」と声を掛けられました。

 

(オジサンちゃうやろ。お兄さんだろがー)

 

 

また本当のおじさんやお年寄りには

 

「兄ちゃんプロか?」

「A級?B級?」

「兄ちゃん、次はどこのバンク走るねん?」

「師匠は誰や?」

 

とよく尋ねられました。細いタイヤの自転車乗ってレーサーパンツ履いていたら、ほぼ100%競輪選手と思われていた時代です。

 

挙句の果てには

 

「兄ちゃん、あんまり競輪選手っぽくないなー」

 

「・・・・」

 

そりゃ競輪選手とロード選手では100mのスプリンターとマラソン選手の違いくらいありますからね。

 

しかし冷静に考えたら競輪選手が輪行で電車移動することはないと思うんですけど。

 

 

話は変わりますが、先日利用した養老鉄道はサイクルトレインがあって、平日の朝夕を除いて全列車、自転車をそのまま車内に持ち込むことが可能になっていました。

 

www.yororailway.co.jp

 

田舎のほうでは自転車持ち込み可能な鉄道も増えていくのかもしれません。

 

tabi-rin.com