大晦日に妻と映画「偶然と想像」を映画館に見に行きました。
大晦日が有効期限の映画館タダ券を仕事がらみで4枚もらいましたが、最後は妻を動員してなんとか使い切ることができました。
(仕事は給料は安いものの、いろいろタダで手に入るものが多いです)
偶然と想像はかなり評価の高い映画のようです。ベルリン映画祭の銀熊賞受賞。実際に映画を見た人たちからのクチコミもおおむね好評です。
映画は偶然がテーマの互いに関連のない短編3本で構成。
1作目は、仕事仲間が嬉々として報告してくれた恋の相手が実は自分の元カレだったという話。
主人公の女のコがちょっとぶっ飛んでいる。
2作目は、ある大学教授を陥れてくれと不倫相手に言われてハニートラップを仕掛ける話。
ちょっとエロいシーンもあり。♥ 女優さんきれい。
3作目は、同窓会で帰京した先で思いがけない出会いがある話。仙台が舞台。
率直な感想ですが、ちょっと不思議な感じの作品。噛めば味が出てくるスルメのようなツウ向けの作品でしょうか。
登場人物のキャラクターや役者さんはなかなか魅力的ですが、1話目の恋愛話とかは私に共感力がないので、そこまで感情移入できないですね。
歳のせい? あまり感受性がないのかも。
こういう映画を見ると自分の感受性のあるなしが問われているような気がします。
それはさておき、映画の面白さは費やした製作費の大きさだけではないですが、おそらくこの映画はあまりお金はかけていなさそう。
タダで見ましたが、もし自腹で見るならはっきりしたストーリー展開のある、あるていど大作の映画のほうがいいですね。
その点、どうしても洋画に偏ってしまう。