まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

父親が老人施設に一ヶ月入所することになりました

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私の父ですが要介護度4で、ただいま特別養護老人ホームの空きを待っているところです。

 

コミュニケーションは多少できるものの、記憶力に問題があります。そして一番困っているのは下の世話ですね。

 

(面倒みているのは母ですが)

 

tamikiti67.hatenablog.com

 

今回は母の負担を減らすということで、4月7日から父が老人介護施設に入所することになり、大阪の実家に帰って手続等を行ってきました。

 

その老人施設は主にリハビリを目的としており入所は最長でも3ヶ月となります。とりあえずは1ヶ月ということでお願いしました。

 

手続き書類の記入を行いましたが、なかなか書類の多いこと多いこと。

 

しょうがないですが、不動産の賃貸契約と同じような契約書から、重要事項説明書へのサイン、銀行引き落としの申込書から、洗濯やさんぱつの申込書などの細かいものまで。

 

入所中の事故とか体調の急変とかもあると思いますので、施設側も契約書や同意書をとることによって、トラブルにならないよう予防線を張るのは理解できます。

 

また、緊急時の対応については、施設では医療行為を行うことはできません。何かあった時は救急車で病院へ運び、家族が付き添う必要がありますので、窓口となる家族代表を決めないといけません。

 

とりあえず窓口は母にして、実際に動くのは比較的近くにすんでいる妹ですね。このあたり私は長男ですが、愛知に住んでいるので役立たずです。

 

あと体調急変の際の「延命措置」の考え方についての記入を求められました。

 

母も同じような考えですが、父も5月が来ると90歳なので、お迎えが来れば自然にまかせるということで、延命措置については

 

「特に必要無し」

 

と記入しました。

 

私の祖母が死ぬ前の数か月間、胃ろうで栄養補給していましたが、何か痛々しかったのを覚えています。

 

人間も他の動物と同じで、食べられなくなった時が死ぬ時でいいんじゃないですかね。

 

家族の愛情か自己満足か。国によっては死を前にしている老人に対する点滴や胃ろうは、虐待と考えるところも多いようです。

 

北欧では寝たきりや胃瘻患者が少ないって本当?その理由は?【QOLを重視した人生観や医療費削減の方針などのため】|Web医事新報|日本医事新報社


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入所前日は最後の晩餐ではないですが、握り寿司を買ってきました。

 

もともと父は酒飲みだったので魚介類は大好きです。今は常温のノンアルコールのオールフリーで晩酌しています。

 

母親が父に「いま何歳や?」と聞くと

 

父は「昭和7年、1932年生まれ」と答えます。(あってます) でも何歳かは計算できません。

 

母が「もうすぐ90歳やで」というと

 

父は「おお、そーか。食って寝るだけやからまだまだ生きるで」

 

と返します。

 

実際、痴ほうが入って、歩くのが困難で、下の世話に手がかかる以外は、病気もないのでまだ何年か生きるのかもしれません。

 

入所当日は父は車いすの上で、借りてきた猫のようにしょんぼりしていました。なんとなく家から長期間離れることがわかっているようです。

 

1ヶ月の間に面会はオンライン面会が1回だけ。2週間後になりますが、そのときは実家に帰って母を施設に車で連れてくる予定。

 

(家でもスマホでオンライン面会はできますが、施設の1階と上階を結ぶ大きいテレビモニターを使って面会してもらおうと思います)