関東3泊4日旅行の2日目、お昼に佐野ラーメンを食べた後、JR高崎駅に降り立ちました。
上信電鉄高崎駅
高崎駅からは上信電鉄が出ていて世界遺産の富岡製糸場に行くことができます。最寄り駅は上州富岡です。
富岡製糸場に行こうかなと思いましたが、世界遺産など有名観光地はまた妻と一緒に来ようと思います。
入場券付往復割引きっぷでも2,200円とちょっと値がはるのもあります。😅
ソフトボールBICカメラ高崎の上野由岐子選手を記念した金のポストです。
駅構内では有名な駅弁の峠の釜めしが売られていました。峠の釜めしといえば碓氷峠越えの信越本線横川駅ですね。
そうだ、本物の峠の釜めしを食べに行こう。(駅で売られているのも本物です😅)
ということで横川行きの普通電車に乗り込みました。
安中あたりで多くの乗客が下車し、のどかな田園地帯を進みます。
昔は碓氷峠を越えて軽井沢、長野へと在来線で移動することができましたが、上越新幹線開通後は現在は横川でバッサリとカットされています。
横川ー軽井沢間が廃止されたのは、もう25年も前の事なんですね。
だんだん山の中へと入っていきます。西松井田駅で私の車両の乗客は0人。
奥のギザギザとした山は妙義山だと思います。
横川駅に到着しました。
この先の線路はなさそうです。
関東の駅100選にも選ばれている横川駅の駅舎。
駅舎の前にあるこの歯車付き車輪は、いわゆるアプト式鉄道と呼ばれるものでしょうか。
横川駅からは軽井沢行きの路線バスが出ています。
路線バスの時刻表です。そんなに本数は多くありませんね。
釜めしを求めて国道18号を少し歩きます。
元祖 峠の釜めし荻野屋さん
ありました。元祖峠の釜めしの荻野屋さんです。ドライブインのようになっていて想像以上にデカい。
中はお土産物屋さん。
フードコート風のレストランがありました。
券売機で食券を購入するようです。
タッチパネル式の券売機です。食券はカウンターに出さず、そのまま持っておいて、モニターに出来上がりのばんごうが表示されるのを待ちます。
オーダーストップは15時半で、ほぼお昼のみの営業ですね。
呼ばれたのでカウンターに取りに行きます。
お店で食べても駅で売られているのと同じく、ちゃんと専用の紙に紐がかけられているんですね。
人生初の峠の釜めし。
漬物がプラスチックハードケースに入っています。駅で売られているのもこの仕様なのでしょうか。
紙をとると素焼きの陶器の蓋が現れます。
中身はこんな感じ。きれいに盛り付けられていますね。
アツアツの釜めしは美味しいです。アンズ?の干からびたものも美味しいし、ゴボウもシイタケも味の染み込んだご飯も美味しい。
昭和の懐かしい味ですね。(初めてですけど)
釜めしの容器はお持ち帰りできるそうですが、重量物を背負って旅行はしたくないので素直に返却口で返却しました。
碓氷峠鉄道文化村
横川駅前には碓氷峠鉄道文化村という施設がありましたが休園日でした。
休園日でしたが、外からけっこう展示車両を見ることが出来ました。
なかなかの規模です。ジオラマみたいに車両が並んでいます。
二連結のこちらの電車は碓氷峠越えに用いられた電気機関車でしょう。
碓氷峠の標高は956m、横川駅は387mなので600m近く登らないといけないので、永らく鉄道の難所でした。
遊歩道沿いには線路と架線もあります。どこまで続いているのか気になりますが引き返します。
碓井関所跡
途中の碓氷関所跡。
碓氷関所(うすいせきしょ)は、中山道で上野国の松井田宿と坂本宿の間にあった関所である。江戸時代には、東海道の箱根関所、中山道の福島関所とともに重要な関所とされた。碓氷関所の跡地は、群馬県指定文化財に指定されている。現在の群馬県安中市松井田町に相当する。
関所横のこの道は旧中山道ということですね。
横川駅からは廃線となった信越線跡を歩く「アプトの道」と呼ばれるハイキングコースがあるんですね。これはぜひ今度挑戦してみたい。
歩いて軽井沢まで行ってみたいですね。