海上自衛隊の艦艇が停泊する舞鶴市の北吸桟橋。
その艦艇を間近に見物できる舞鶴湾めぐり遊覧船がありました。
ただ事前リサーチ不足で遊覧船の存在を知りませんでした。この便が最終便で、チケット売り場が離れているため買うことができず乗船することはできませんでした。
海上自衛隊北吸桟橋
北吸桟橋はたまに一般公開されるようですが、もちろんこの日は中に入ることができません。ちゃんと下調べしないとだめですね。
赤れんがパークの駐車場にある護衛艦しらねの主錨。
国道27号線沿いに歩きます。こちらは海上自衛隊内の敷地になりますが、ここにも赤レンガ倉庫がありますね。
北吸桟橋の正面入り口です。ガードマンさんが3人もいます。停泊しているのはイージス艦ですね。1000億円くらい?
艦艇が並ぶと壮観です。
日本には旧軍港が4港あって、横須賀、舞鶴、呉、佐世保になります。あと行ったことないのは佐世保です。
国道27号沿いに西舞鶴へ
国道27号線の中舞鶴交差点。舞鶴市はざっくりと東舞鶴と西舞鶴の似たような大きさの中心市街地がありますが、中舞鶴はその間に位置します。
東郷平八郎の東郷邸が近くにありますが、毎月第一日曜だけのオープンとなります。
雨が強くなってきたのでクスリのアオキでビニール傘を購入しました。
町並みが日本海側の雰囲気を醸し出しています。
東舞鶴と西舞鶴の間の峠にある五老トンネル。長さ180m。事前にストリートビューで歩道があることを確認したので通行に問題はなし。
ひたすら歩きます。
吉原入江
伊佐津川の河口近くにやってきました。
伊佐津川の東側に並行して吉原入江があります。
海と住宅の間に堤防も何もなく独特の景観を見せてくれます。
なかなか面白いです。
家の裏側が水路に面し、表側はこのような細い路地に住宅が相対する密集地になっています。
それにしても海面と住宅との高低差があまりにも無い。津波や高潮は大丈夫かなと思いますが、最近も高潮の被害があったようです。
よそ者がとやかく言うのは良くないですが、私ならちょっと住むのは躊躇するかな。
吉原入江の最奥部です。
ところどころ歯抜けになっていましたが、どのお宅もこのように奥の長い構造になっているんですね。
吉原入江の住宅地図がありました。
ここは別の場所ですが、やはり土地の高さが低い。
西舞鶴駅周辺
平野屋通りと呼ばれる商店街です。アーチやゲートがたくさんあってテーマパークみたい。人通りは少ないですが、昔はかなり賑わっていたんでしょうね。
なかなかいい感じの銭湯がありました。
若の湯さんです。湯婆婆がお出迎え。
サンモールマナイという商店街。
時が止まっているかのようです。
舞鶴公園
舞鶴駅の手前にある舞鶴公園。お城の名前は田辺城で、戦国武将細川幽斎のゆかりの城。
もともとこの辺りは田辺と言われていましたが、京都の田辺や和歌山の田辺と混同される恐れがあるので、明治時代に城の別名「舞鶴城」から町の名前が舞鶴に決まったそうです。
西舞鶴駅
西舞鶴駅に到着しました。JR舞鶴線と北近畿タンゴ鉄道が乗り入れています。
駅舎の中には細川幽斎に関する展示がありました。
京都丹後鉄道
西舞鶴駅には京都丹後鉄道の駅と車庫がありました。京都丹後鉄道はウィラートレインズ㈱の運営で、ウィラートレインズは高速バスのウィラーエキスプレスの子会社。
京都丹後鉄道の特急列車「丹後の海」ですね。
観光列車のあかまつ号です。
過去に北近畿タンゴ鉄道(京都丹後鉄道の前身)で走っていたタンゴエクスプローラーが、だいぶ朽ち果てた状態で留め置きされていました。
再び西舞鶴駅です。
愛知へ帰ります
乗る予定の綾部行きの電車まで少し時間があります。
待っている途中に特急まいづるが回送でやってきました。車両は丹後の海なんですね。このあたりややこしい。
車内にソファーがあります。
帰りは行きとは異なり、綾部、京都経由で愛知へ帰ります。
京都駅に到着しました。綾部からほぼ立ちっぱなしでした。亀岡以西は余裕で座れるかと思っていましたので想定外。
京都からまだ3時間ほどかかります。ブログ記事を書いて時間をつぶすつもりです。