京都です。藤森神社から伏見桃山城へ向かって歩いています。
清凉院
その途中に清凉院というお寺がありました。
清凉院(せいりょういん)は、京都市伏見区に所在する浄土宗の寺院(尼寺)。非公開。清涼院(さんずい)表記は誤りである。
同寺の敷地は、尾張藩初代藩主・徳川義直が生誕した地であり、一帯の地名「五郎太町」は彼の幼名に由来している。
あれっ、非公開だったんですね。ちょっとだけお庭に入ってしまいました。
伏見桃山城
伏見桃山城の北側からアプローチしましたが、公園の除草作業でおそらく最短であった歩道が閉鎖されていて、たどり着くのに少し苦労しました。
グランドの向こうに城が見えてきました。
こちらは城の南側にある門。こちらが正面ですね。
門の右わきには昔のチケット売り場の残骸のようなものが。城の内部は公開していませんという看板があります。
立派な模擬天守がそびえています。ここは昔、伏見キャッスルランドという遊園地で、そのシンボルとして遊園地の中に建てられたものだそうです。
遊園地は1964年にオープン、ジェットコースターやゴーカートなどがありました。しかしユニバーサルスタジオのオープンなどもあり、経営不振で2003年に閉園。
伏見キャッスルランドの名前は知っていましたが、子どもの時に遊びに行ったことはないと思います。
模擬天守は解体を免れましたが、耐震基準を満たさないため、現在は内部は立ち入り禁止になっています。
とても立派ですが、このまま朽ち果てていくんですかね。写真ではわかりにくいですが、外壁など傷んでいるのが見えます。
天守のまわりはぐるりと一周、立ち入り禁止の黄色いテープで囲まれていました。
明治天皇伏見桃山陵
伏見桃山城の近くに明治天皇陵があるので見に行ってみることにしました。(伏見桃山場がある場所も実は明治天皇陵の一部になります)
明治天皇陵は広大で、天皇陵にたどりつくまで遠いですね。先程の伏見桃山城でまともなトイレがなく(工事現場の仮設トイレのようなものはありました)、オシッコに行きたいのにトイレがありません。
うー、漏れそう。しかし、その辺の茂みで立小〇すると、どこかから宮内庁の職員が飛んできて怒られそうです。
ネットで調べると最寄りのトイレは天皇陵の事務所にあるみたいなので急ぎます。
ありました。手前の建物がトイレですね。危なかったですね。
明治天皇陵です。手をあわせます。大正天皇と昭和天皇の陵は東京八王子にありますが、明治天皇以前の陵はすべて近畿以西にあるそうですね。
明治天皇陵の近くには桓武天皇の柏原陵もあり、このあたり一帯は宮内庁管理の桃山陵墓地となっているそうです。(by Wikipedia)
明治天皇陵から南側の眺めです。伏見丘陵の南端に位置して南側が開けています。大阪と奈良県境の生駒山や金剛山がよく見えました。手前は向島の団地群。
明治天皇陵の正面には240段の石段があります。こちら側から参拝するのが正式かもしれませんが、石段を避けるのなら私が歩いてきた近鉄桃山御陵前からの道が比較的平坦で楽です。