京阪宇治線の黄檗駅から徒歩5分、京都府宇治市の萬福寺にやってきました。黄檗宗大本山で、中国文化の影響を受けたお寺として存在は知っていましたが、初めての訪問になります。
萬福寺(まんぷくじ)は、京都府宇治市にある黄檗宗の大本山の寺院。山号は黄檗山。本尊は釈迦如来。日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した黄檗宗の中心寺院で、明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する。
隠元禅師は『いんげん豆』のいんげんですね。
萬福寺ではこの時期、ランタンフェスティバルというイベントをやっているんですね。来るまで知りませんでした。境内一面大灯篭、関西初上陸という触れ込みです。
関西以外のどこかでやっていたのか?
境内に入ってみますが、たしかに日本のイルミネーションとは違いますね。明らかに中国風です。
池には蓮の花と鯉。夜になって灯りが灯ったらどんな感じでしょう。ちなみにランタンフェスティバルは毎日17時30分からのスタートで、入場料は前売り2,200円、当日2,500円の設定。
お寺は午後4時半に一度クローズして、午後5時半に再オープン。午後4時半までは通常価格の一人500円で拝観することができます。
鯉を拡大。
蝶がいました。
巨大なてんとうむし。
カマキリ。小さい子供が見たら泣きそう。中途半端にリアルなのがコワい。😅
カタツムリ。ちょっと気持ち悪い。
ゴマダラカミキリ。カミキリムシをランタンにする発想がすごい。
これは福の字の、「田」の字のところに人が入って福を完成させるフォトスポット。
中国と言えばパンダ。
困った顔ををしています。
ド派手なカラーリング。
花火を再現するランタン?
これも光るのかな。ブランコ?
竜宮城のような帆かけ舟。
いたるところランタンだらけ。確かに境内一面大灯篭のキャッチコピーに偽りなし。
中国人って桃が好きだな。
孫悟空? 知らんけど。(笑)
桃とサルの組み合わせは中国では定番なのかな。
まるで横浜中華街。
4体の獅子がいました。
ガオーッ
ガオーッ
ガオーッ
獅子の体は色のついたガラスの小瓶で出来ていました。この内部に電球が仕込まれています。
回廊にもランタンの数々。
これは極楽浄土?
うーん。何とも言えない。
これを作っているのは本当の中国人のようです。メンテナンス作業をしている中国人の一団を見かけました。
ちょっとセクシーな天女?
天女がお出迎え。
漢字が並ぶランタン。
どこから見ても中国。マレーシアで見た中国春節のお祭りを思い出しました。
これは仏教と関係がありそう。
夜になって灯りがともったら、どんなふうになるのか見てみたい気もする。
ランタンフェスティバル以外の写真
正面に金運来福と書いてあります。
つぼ。
でーん。
開梛(かいぱん・魚梆(ぎょほう)とも)と呼ばれる、時を報ずるための魚板。
これが木魚の原形らしい。本当にまんま魚。
これもたたいて使う物なのかな?
卍くずしと呼ばれる中国風の建築様式。
これは知らない。
萬福寺おみくじガチャ。
自動販売機。
紅葉は終わりかけ。
午後4時半には閉められますので、そろそろ帰ることにします。