まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

五公五民 江戸時代と変わらない国民負担率

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防衛費増額のための増税が論議を呼んでいます。

 

個人的には防衛費増額もわからないわけではないですが、法人税、たばこ税、復興支援特別税の流用で対応するようですが、個人の暮らしに関係してくる増税は最小限にしてほしいものです。

 

特に法人税増税は岸田総理の唱える賃上げと完全に矛盾しています。やっぱり岸田首相は結局のところ財務省のポチ?

 

そもそも1兆円という数字だけが先歩きして、どういう装備にどれだけ使うのかも説明ないし、防衛費増額に反対の国民も一定数います。

 

憲法9条との兼ね合いも議論されるべきでしょうし、急ぐ問題だとは思いますが、拙速すぎのような気がします。なぜこんな重要なことを、国会の閉会後に議論もなしに決めようとするのでしょうか。(次の国会で予算案と一緒に提出?)

 

いまでも重税

 

ところで現状の国民負担率(収入に対する税・社会保険費用の割合)はざっくりですが、江戸時代と変わらないとか。

 

【江戸時代も令和も変わらない!?】税の「国民負担率」を江戸時代と現代で比べてみた!【五公五民】(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース

 

財務省が毎年公表している、社会保障も含めた税金を国民がどれだけ負担しているのかを表した指標、「国民負担率」で比べてみましょう。令和4年2月に公表されたデータによれば、日本の国民負担率は令和2年度の実績数値で47.9%です。
 
ほぼ50%だと考えると、江戸時代の「五公五民」と一致します。つまり、現代の国民が背負う税の負担と、江戸時代の人々が背負っていた税の負担はほとんど同じだということです。

 

私は年収が少ないので、まだ負担率は少ない方ですが、ふつうのサラリーマンだともっと絞りとられていそう。

 

所得税に住民税、家を買っても税金、車を買っても税金、酒たばこを飲んでも税金。スーパーで買い物しても消費税。年金保険料に雇用保険、介護保険、健康保険もほぼ税金。

 

そしてこれからさらに国民負担率は上昇予定。

 

江戸時代も時期によっては三公七民の時代もあったそうですから、その時と公的サービスの違いがあるとはいえ、負担率だけで言うと今の方が厳しいかもです。

 

ブーイングが起こるのも理解できます。

 

せめて国会議員の数を半減するとか身を切ることをやってもらわないと、みんな納得しないんじゃないですかね。

 

そして増税ではなく、政治の力で省庁の枠を超えて、予算の配分の見直しとかで対応はできないんでしょうかね。既得権益があるんですかね。

 

民間企業ならいくらでもやっていると思います。