四国旅行3日目、高速バスのホエールエクスプレスで高知から松山に移動しました。
高知駅バスターミナル 6:40
高知駅の北口のバスターミナルです。
高知自動車道と松山自動車道を通って高知ー松山間を結ぶホエールエクスプレスは、伊予鉄バスととさでん交通による共同運行で、これから乗るバスはとさでん交通のバスです。
予約制で全席指定席。楽天トラベル経由の予約で、予約タイミングが良かったのか松山まで1,500円と格安でした。
高知ー松山間の移動は、JRの特急利用では9,390円、バスの2時間半に対し4時間以上かかりますので、高速バスが圧倒的に優位ですね。
同じ区間にはJR四国バスの南国エクスプレス号が運行、競合しています。
はりまや橋 6:45
高知駅バスターミナルからの乗客は5名。はりまや橋に停車して、4名の乗客を拾います。
一宮バスターミナル 6:58
高知自動車道に入る手前にある一宮バスターミナルです。ここで2名乗車してきました。
一宮バスターミナルを出てすぐ、高知自動車道に入ります。
高知自動車道は片側2車線のフル規格の高速道路でした。これだと吉野川にそって山の中をウネウネと走る土讃線よりずっと速いですね。
四国山脈を何本ものトンネルで南北にぶち抜きます。高知の南国ICー川之江JCT間には上り線で22本ものトンネルがあるそうです。
高松、松山、徳島、高知の四国内の都市間交通は、高速道路網のおかげで車が圧倒的に速そうです。
バスは高知県の北部、大豊町付近を通過します。
三島川之江インター 7:49
川之江ジャンクションで松山自動車道に入ります。高知道、松山道、高松道、徳島道が交差する四国の交通の要衝です。
三島川之江インターをいったん出ます。
出口のすぐ右側にバス停がありました。乗る のも降りるのも可能なバス停で、ここで5名が乗車してきました。
同じ区間にはJR予讃線も走っていますが、愛媛県内の東西の移動手段としても需要があるんですね。おそらくJRの特急利用よりかなり安いはず。
難点はバス停が街の中心部から離れていることくらいでしょうか。
進行方向左側は法皇山脈が見えます。最高峰はこの先にある東赤石岳で標高1706m。海からほど近い場所で、これだけ高い山がある場所は日本でもそんなに無いかも。
きっと断層のせいですね。松山自動車道は中央構造線のほぼ真上を走っている感じになると思います。
右手には瀬戸内海が見えます。
四国中央市、新居浜市を通り過ぎ、西条市に入り加茂川を渡ります。この奥に西日本最高峰の石鎚山がありますが、20代の時にテント持って一人で登りに来たことがあります。
進行方向右手には高縄半島最高峰の東三方ヶ森(ひがしさんぽうがもり1232.7m)があります。
川内インター 8:39
バスは西条市から峠を越えて東温市に入りました。
川内インターバス停では下車する人が誰もいないようで、停車することなくそのまま通過しました。
松山インター口 8:49
松山インター口バス停では1名の方が下車していきました。
松山市駅 9:08
高知を出て約2時間半、松山の中心の松山市駅に到着しました。私はここで下車しました。伊予鉄の中心駅で松山市内のどこに行くのも便利。
このあとバスは繁華街の大街道、JR松山駅を経由して終着の松山空港へと向かいました。松山空港着が9時40分。(空港へ行くバスはこの便のみ。残りの便はJR松山駅が終点)
道中、途中休憩はありませんでした。トイレがついているので問題はありませんが、運転士さんのことを考えるとあってもよいかなと思いました。