東北5県をかけあしで巡る一泊二日旅行もいよいよ最後です。福島駅を15時43分の電車で出発しました。
白石駅
16時16分に白石駅に到着しました。
駅前に停車していた宮城交通のバスですが、私の地元の名鉄バスにうりふたつでびっくりしました。
白石城
白石市は蔵王連峰のふもとに位置する宮城県南部の町で人口は3.1万人。白石城の城下町です。
白石城へは案内看板が出ているので迷うことはありません。
小高い丘を登ります。
白石城は日本続100名城に指定されているそうです。
平成7年に木造復元された三階櫓(天守閣)です。
天守閣に登るには400円必要ですが、入館の制限時間である16時半を過ぎていたのでパスしました。内部に入らなくても写真を撮れば80パーセントくらいは満足できます。
白石城の主な城主は白石氏、蒲生氏、甘糟景継、登坂勝乃(上杉氏)、片倉氏です。
天守の前の広場には本丸御殿跡の碑がたっていました。
白石城本丸の概要図ですが、ずいぶん密集していろいろな建物がたっていたんですね。
白石の街並み
蔵王連峰から流れ出たキレイな水が流れる白石の町です。
こけしの欄干の橋がありました。さすがこけしの産地の宮城県です。
長町中町商店街ですが、このあたり白石市の中心街のようです。
芝その軒
仙台空港に戻る前にちょっと早めに夕食にすることにしました。仙台空港で食べてもいいのですが、やはり旅行に来たのでどうせならローカルなお店にしようと思いました。
芝その軒というお店にしました。タンメンが有名なようです。
店内です。夕方5時の開店直後に入店したので、お客さんは私一人でした。
タンメンが人気第1位、あんかけ焼きそばが第2位だそうですが、えびそば(1,000円)がとても美味しそうに見えたので、えびそばにすることにしました。
待つこと10分弱でえびそばがやってきました。
メニューの写真のとおりにエビがたくさん入っていて、しかも野菜もたっぷり。私の好きなキクラゲも入っていました。スープもやさしい味かつ塩味もあって美味しいです。
満足な一杯でした。
仙台空港へ
17時36分発の電車で仙台空港アクセス線との連絡駅である名取へと向かいました。
白石市にはトーキン(株)という電子部品の大きな本社工場があるようで、送迎バスが駅にやってきては大勢いの人を下していきました。そのため電車もまあまあの混雑具合でした。
名取駅で仙台空港アクセス線に乗り換えます。
ここまで仙台市内発ー名取の大回りきっぷ (8,030円 有効期間4日)で途中下車しながら移動してきましたが、ここでこの切符ともおさらばです。
無情にも自動改札機に吸い込まれていきましたが、こんな変則的なきっぷでも各駅でふつうに自動改札で出入りできてちょっとビックリしました。
今回の旅費は全部で4万円ほどでした。
ピーチの名古屋ー仙台往復が約1万円、大回りきっぷが8,030円、東北・山形新幹線の特急券が約4,000円、ホテルが4,600円、その他飲食代やカーシェアリング、レンタサイクル、お土産代、家から中部国際空港までの往復電車賃です。
仙台空港を20時15分に発つピーチ便で名古屋へと帰りました。帰りも飛行機は満席でした。