JR学研都市線の321系車両です。大阪の実家から電車で名古屋に帰ることにしました。
木津駅
JR関西本線と学研都市線、奈良線の乗り換え駅の木津駅です。京都府の南端、木津川市になります。
ここから加茂行きの大和路快速でまずはひと駅先の加茂へ。
今回は珍しく関西本線を使って愛知に帰ることにしました。
時間はかかりますが、距離的にはこちらが大阪ー名古屋間の最短コースで、関西本線経由が182.4㎞、東海道本線経由が190.4㎞となります。(大阪駅ー名古屋駅間の比較)
(ちなみに近鉄は名古屋ー大阪難波間で189.7㎞)
運賃も東海道本線まわりよりも600円ほど安くなります。
(私の実家の最寄駅から関西本線経由で愛知の家まで3,410円)
加茂駅
加茂駅に到着です。
ここから先、名古屋まで関西本線はつづきますが、三重県の亀山まで単線非電化区間となり気動車のキハ120形が走ります。
1両編成です。
加茂から亀山までは61㎞、約1時間20分かかります。
乗客は20人ほどいました。思ったより乗っているなという印象です。
木津川沿いの谷間を走ります。沿線の人口が少なく加茂ー亀山間は廃止の動きもあるとかないとか。
焼け石に水でしょうが、私が乗車してちょっぴりですが売り上げに貢献ですね。(笑)
途中でキツネが線路上に出没して警笛を鳴らされていました。鹿なども多い区間です。
木津川の峡谷沿いを走る加茂ー亀山間は、大雨で頻繁に不通となる区間です。基準値以上の降水があったらすぐにストップしまいます。
この日は雲は多いですが雨は降っていないので大丈夫そう。
あれっ、気のせいかさっきから線路が3本に見える・・・
笠置駅
笠置駅に到着です。近くの笠置寺に大きな摩崖仏があります。
木津川に架かる橋梁です。撮り鉄の撮影スポットみたいですね。
隣は伊賀上野と大阪を結ぶ国道163号線です。車で実家に帰る時に、よくこの道を走ります。
大河原駅
大河原駅に到着です。関西本線のこの区間は、中央に線路が1~2本敷けそうな空間のある駅が多いです。
京都府で唯一の村、人口約2,400人の南山城村の中心街です。
月ケ瀬口駅
次の駅は月ケ瀬口駅です。月ヶ瀬ニュータウンの最寄り駅になります。
1両にはもったいなくらいの月ヶ瀬駅の長いホームです。
島ヶ原駅を過ぎ、平野が広がり、家々が見えてくると伊賀上野駅がもうすぐです。
伊賀上野駅
伊賀上野駅に到着しました。
伊賀鉄道との乗換駅です。
伊賀上野駅は上野市の町はずれにあり、駅前にはほとんど何もありません。
上野市の中心街に行くには、伊賀鉄道に乗るかバスやタクシーなどを利用しないといけません。
それでも伊賀上野駅で多くの乗客が下りて行きました。
駅にある松尾芭蕉の句碑。伊賀上野は松尾芭蕉の生誕地です。
関西本線の時刻表です。日中は毎時1本です。
柘植駅
伊賀上野駅を出て、佐那具、新堂と停車し、草津線との乗換駅の柘植駅に停車。草津線は電化されているので、関西でよく見かける221系車両が走っています。
亀山駅
柘植駅からは加太駅、関駅と山の中を下り、亀山駅に到着しました。JR東海とJR西日本の境界駅です。
JR東海カラーの見慣れた電車が止まっています。ちょうど連結作業を行っていました。
名古屋行き快速に乗車しました。ここから名古屋まで約1時間です。