まーきちの人生暇つぶし

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

2億年前の姿そのまま 笠岡カブトガニ博物館で生きた化石カブトガニを見ました

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青春18きっぷを使って岡山県を旅行しました。

 

 

笠岡駅


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岡山県の一番西、JR山陽本線の笠岡駅で下車しました。


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駅前の観光協会でレンタサイクルを借りました。

 

電動アシスト無しで1日700円です。


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駅前にあったマンホールですが、笠岡と言えば国の天然記念物のカブトガニ生息地ですね。

 

生息地近くにカブトガニ博物館があるので行ってみようと思います。


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商店街を進みます。

 

笠岡港


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離島へ行く連絡船も発着する笠岡港に出ました。


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笠岡の沖合には笠岡諸島があり、白石島、真鍋島などの有人島があり、フェリーはそれらの島を結んでいます。

 

島は全て笠岡市に属しています。

 

wikipedia「笠岡諸島」より


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波の穏やかな笠岡湾です。


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大規模な干拓で本土と陸続きとなっている神島との間に架けられた神島大橋です。


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あとから知ることになるんですが、この笠岡湾の出口あたりカブトガニの棲息地なんですね。

 

笠岡市立カブトガニ博物館


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笠岡市立カブトガニ博物館にやってきました。


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博物館の前にある公園では恐竜がお出迎え。


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入館料は520円でした。


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いますね~。2億年前からその姿を変えず「生きた化石」と言われるカブトガニです。

 

尻尾も含めると大きさは60~70㎝くらいでしょうか。けっこう大きいですね。

 

本物のカブトガニにご対面できて感無量です。

 

話しはそれますが子供の頃、教育熱心な私の親が買い与えてくれていた学研の科学で、付録にカブトエビ飼育キットが付いてきたことがあります。

 

乾燥したカブトエビの卵を、キットについている小さなプラスチック水槽に水とともに入れると、2〜3日で孵化してミジンコくらいの大きさのカブトエビが泳ぎ出します。

 

寿命は1ヶ月ほど。

 

観察しているとけっこう楽しかったですね。

 


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しかし、カブトガニとカブトエビは全く違うようです。

 

体の大きさや構造もそうですが、主な違いは、カブトガニの分類が「鋏角類」のクモに近い仲間であるのに対し、カブトエビは甲殻類の「カブトエビ科」になります。

 

また、生息地はカブトガニは海水域、カブトエビは淡水域(田んぼなど)になります。

 

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カブトガニはサソリにも近いんですね。


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想像していたより動きはかなり激しいです。落ち着きないですね。(笑)

 

なんとなくダイオウグソクムシみたいにじっとしているのかと思っていましたが、まったく異なります。

 

大きな殻の下にあるたくさんの足をせわしなく動かして移動します。ゴキブリみたい。


カブトガニはオスとメスがあり一夫一婦制です。


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カブトガニの生息地域は北アメリカ大西洋岸と東南アジア~日本沿岸のみ。

 

これは古代大陸パンゲアの一か所に生息していたカブトガニがその後の大陸移動にともない二分されたという経緯です。

 

ja.wikipedia.org


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日本では主に瀬戸内海西部から九州北岸に生息しています。

 

そういえば大分の杵築市にいった時、もらったマンホールカードの図柄はカブトガニでした。

 

oitaisan.com


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このカブトガニ博物館周辺の海域がカブトガニの繁殖地になっています。


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ボタンを押すと足が動くカブトガニの巨大な模型がありました。

 

何を食べているんでしょうね。幼生はプランクトン、大人になるとゴカイや二枚貝などを食べているそうです。

 

寿命は20年から40年だそうです。

 

また、展示の中の解説にもありましたが、カブトガニの血液は、細菌の毒素(エンドトキシン)を検出するライセート試薬(LAL)の原料として、主に医薬品や食品、水などの品質管理に利用されているそうです。

 

これはカブトガニの血球に含まれるタンパク質が、内毒素に反応してゲル化する性質を利用しており、非常に微量の内毒素も検出できるため、ワクチン開発や医療機器の安全確認に不可欠らしいです。

 

カブトガニすごいですね。

 

ちなみにカブトガニは体の3分の1くらいの血液を採取されても大丈夫だそうです。


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カブトガニ博物館では、そのほか恐竜に関する展示解説もありました。


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恐竜好きの子どもは喜ぶかもしれません。

 

www.city.kasaoka.okayama.jp