東京オリンピックが始まりましたね。(3日前に書いた記事です)
情報多すぎ
開催寸前にもすったもんだがあって、始まってからでもあーでもない、こーでもない、あーすべきだった、これはけしからんとニュースが大量に流れています。
なんかウンザリですね。
昔は報道機関というのが限られていてニュースの数自体がそんなに多くなかったのではと思います。
週刊誌やスポーツ新聞はお金払って買わないと目に触れることすらなかったわけです。
しかし現代は幸か不幸かニュースを制作しネット上に垂れ流すメディアが多すぎです。
三流週刊誌またはスポーツ新聞のゴシップレベル、または記者とも呼べないような人の空想物語が、まるで普通のニュースのような顔をして、Yahooなどのポータルサイトなどに出でてきます。
需要があるから大量生産されるんでしょうが、考えるにこういうものはなるべく読まないに限ります。
だいたい世の中情報そのものが多すぎ。現代のストレスの多くはこの情報の多さから来ているのでは・・
そんなことを考えました。
待ってました!男子自転車ロードレース
それはさておき7月24日(土)には東京五輪のサイクルロードレース男子が行われました。
ロードレースコース紹介|【公式】静岡県 東京2020オリパラ情報(オリンピック・パラリンピック)
さすがオリンピックですね。
日本でいまだかつてこれだけ大胆に公道を使用した自転車レースはありません。マイナー競技の自転車ファンとしてはそこがまず嬉しい。
学生オンリーの箱根駅伝でも豪快に公道を交通規制して行われているのに、自転車は・・という思いはいつもありました。
東京武蔵野市をスタートして富士スピードウェイにゴールする全長244㎞のロングコース。東京からほぼ浜松に達する距離で、しかもかなりの山岳も含まれてます。
総獲得標高差4,800m。富士山の約1.3倍登らないといけませんw
だいたい自転車乗りはドMの人が多いんですがこれはたまらん。ドMの極み。
そして私が学生の頃はオリンピックのロードレースと言えば、アマチュアの大会でプロになる登竜門の位置づけでしたが、今や五輪はバリバリのプロ選手が多く揃う真剣勝負の舞台です。
レースの結果
私は民放共同サイトのネット配信でレースを見ていました。
今年のツール・ド・フランス優勝で今一番強いスロベニアのタディ・ポガチャル選手が、レース終盤、急こう配の三国峠で顔を歪めながら登っている姿を見て鳥肌が立ちました。
ツール・ド・フランスでもそんな姿は見られなかったかも。日本の峠道がチャンピオンの力を最大限引き出しているんですね。
レースは6時間を超す長い戦いの末、山岳コースを得意とするエクアドルのカラパス選手が終盤アタックし集団を抜け出し、最終的には単独でゴールして金メダル。
銀メダルはベルギーのファンアールト選手、銅メダルはポガチャル選手という結果に終わりました。
結果的には実力者3人がメダルを分け合いました。
いやー、見応えありました。これが本場ヨーロッパから遠く離れた極東の日本で行われているなんて感慨ひとしおです。