三重県四日市市のJR富田駅です。
構内に見慣れない機関車がとまっていました。
三岐鉄道ED45形電気機関車です。三岐鉄道の沿線で生産されるセメントを運ぶための機関車です。
三岐鉄道の旅客は近鉄富田駅から乗ることになりますが、線路自体はJRの関西本線につながっていて貨物はJR経由で各地に運ばれていくようです。
駅から東の方角に住宅地を歩きます。
海沿いに走る交通量の多い国道23号線を渡ります。
以前から国道23号線を車で走っていて気になっていたまぐろレストランに行ってみます。
四日市は工業の町で漁港のイメージはまったくないので、いつも不思議に思っていました。
『レトロなマグロ食堂』『昭和の社員食堂』2018年の改修までこのようなネーミングで親しまれてまいりました。内装を一転してからは、三重県四日市市の『まぐろレストラン』として多くのメディア・雑誌等に取り上げて頂き、大変うれしく思います。
『まぐろレストラン』は、三重県北勢地方を南北に走る幹線道路である国道23号線沿いに位置しております。1960年代から70年代頃にかけてこの四日市市には、まぐろの遠洋漁業の基地がありました。
当初は、遠洋漁業で捕ってきたまぐろを水揚げする期間の漁師さんたちの宿泊施設・食堂として始まり、長い航海で疲れた漁師さん達の体を癒し、胃袋を満たしてきました。
その後は23号線を走るトラックドライバーさんや近隣の方々に多くご利用いただくようになりました。そして情報普及に伴い、現在ではサラリーマン、ご家族連れ、カップル、学生さん等さまざまな方々にご利用いただいております。
今後もお客様の「美味しい」の声をきくため、「美味しい味」をご提供することに努めてまいります。
皆様のお越しをお待ちしております。
へー、かつて四日市に遠洋まぐろ漁業の基地があったんですね。
私の前にお兄さんたち3人組が入っていくところでした。
食品サンプルを見て何を食べるか決めてから食券売り場(有人)で食券を買います。基本すべてマグロ料理ですが、エビフライとかもあります。
前の3人組のお兄さんの後ろに並んでサンプルを見ていたら、「どうぞどうぞ、お先に」と言われますが、私もそんなにすぐには決められないんですけども。
なんでもいいやと思って上まぐろ漬け丼をチョイスしました。お支払いは現金とペイペイのみ。
お金を払うとクリップと札を渡されます。注文内容が書かれた紙を挟んでいるクリップのほうをカウンターの人に渡し、札のほうは番号が呼ばれるまで持っておくシステムみたいです。
どこかの社員食堂のようなとても大きな店内です。
冷蔵ケースの中には刺身など一品物のおかずも入っています。
おかずはこちらの券売機で追加の食券を購入するようです。
私は飲みませんが、アルコールは缶ビールの自販機が置かれていました。
お渡し口の人に先ほどのクリップを手渡します。
6~7分ほどで私の番号が呼ばれ、上まぐろ漬け丼をお渡し口に取りに行きました。
まぐろはとてもねっとりした感じです。おそらく冷凍物を解凍したのだと思いますが、生まぐろのほうが貴重なので、それがふつうでしょうね。
まぐろの量はわりとたくさん入っていました。
おみやげの冷凍マグロを売っているコーナーです。
まぐろの希少部位です。
壁にはサインがありました。
蛭子能収さんも来店されたようです。
外に出ると日が暮れていっそう暗くなっていました。