妻と2泊3日で伊勢志摩を旅行しました。
伊勢志摩サミット記念館サミエール
近鉄志摩線の終着駅の賢島駅です。バスやタクシー乗り場の無い南口です。(北口がメイン)
賢島駅の2階には2016年に開催された伊勢志摩サミットを記念する、「伊勢志摩サミット記念館サミエール」があります。
サミエールの内部です。
サミットから8年経過して、今も元首なのはカナダのトルドー首相くらい?
いましたね~。シンゾー君です。
あの世で自民党の現在の体たらくぶりを怒っているかもしれません。
(その原因の張本人か!?)
直筆でしょうか。シンゾー君はやたらときれいな字ですね。オバマ大統領のサインはけっこうかわいいです。
サミットで実際に使われた円卓です。
ひとたび椅子に座れば、さえないアルバイトのおっさんでも気分は大統領です。😃
サミットの会場は賢島駅からほど近い、志摩観光ホテルベイスイートでした。
観光特急しまかぜ
観光特急しまかぜの発着する賢島駅はしまかぜ一色。郵便ポストもしまかぜ。
無重力マッサージチェアもしまかぜ。
こちらは本物のしまかぜです。ちょうど2編成とまっていました。
15時40分発の名古屋行きのしまかぜです。
しまかぜは大阪・京都・名古屋から伊勢志摩を結ぶ近鉄のフラッグシップ特急です。
名阪間にはひのとりが走っていますが、ひのとりが主にビジネス客向けなら、しまかぜは完全に観光に特化した特急です。
2013年から運用が開始されています。
こちらは16時00分発の大阪難波行きのしまかぜです。名古屋行きではなく、こちらに乗車します。
6両編成でカフェ車両が連結されています。
カフェ車両で販売されるケーキですが、そこいらのケーキ屋さんのケーキより美味しそう。
ケーキのほか、松坂牛カレーやはまぐりのシーフードピラフなどの軽食がいただけるようです。
サロン席です。手前側の壁には大きなテレビもありました。
掘りごたつタイプのサロン席です。盛大に酒盛りしても問題なさそうです。
色々なタイプの席がありますね。
無料のコインロッカーも設置されています。
しまかぜのシートは本革を使用しています。
アルバイトのさえないオッサンでも、ひとたび座れば社長になった気分が味わえるシートです。😃
あ、違った。私はハイパーエグゼクティブアルバイトでした。
腰の部分だけですがマッサージ機能もあります。
背中も足も電動リクライニングです。
意味もなくテーブルを出してみました。
センスのいいカーテンも電動式。
発車後、アテンダントさんからおしぼりと記念乗車証が配布されました。
私たちの座席は先頭車両の最前列1B,1Cでした。
なかなか席を確保するのが難しいいことで知られるしまかぜですが、2日前に空いているかなあと思ってサイトを開いてみたら、なぜかここだけ空いていました。
かなりビックリ。😳
誰かのキャンセル直後だったのかもしれません。
居眠りするのがもったいない最前列です。
先頭車両は床面が75㎝上がったハイデッカータイプなので運転手さんを見下ろす感じになります。
運転士さん、鼻もホジれないですね。
対向の賢島行き特急とすれ違います。
伊勢志摩の青い海をイメージしたしまかぜですが、近鉄志摩線はほとんど山の中を走ります。
ただし鳥羽駅手前では鳥羽湾を見ることができます。
鳥羽駅に停車です。
宇治山田駅にとまって伊勢市駅で私たちは下車しました。40分ほどの乗車でした。
次の停車駅は奈良の大和八木駅です。このまま大阪まで行ってしまうと、私も妻も明日の仕事に行けなくなってしまいますので仕方がないですね。
しかし、しまかぜがどんなものかはよく分かったので満足です。
しまかぜは従来の特急料金の他にしまかぜ特別料金が必要なので、個人的には移動するだけならしまかぜでなくてもいいかなと思います。
(ケチの極みですね。しまかぜ特別料金は大阪難波・名古屋・京都ー鳥羽以遠で1,050円です。新幹線グリーン車と比べるとかなり安いです。)
しかし、しまかぜの座席は今まで乗ったことのある鉄道の中で最高クラスの乗り心地ですね。
特別感のあるサービスや雰囲気とともに、人気があるのは分かります。
私たちが下りた最前席には、伊勢市駅から乗ってきたお客さんが座るのが見えました。
ここからは伊勢神宮帰りの人も乗せてほぼ満席ですね。