ミッドライフクライシスとは
ミッドライフクライシスという言葉があります。
人生の折り返し地点である中年期に、自分の人生について問い直し、アイデンティティの不安や葛藤を抱く状態のことです。
時期としては40代~50代が中心ですが、早い人で30代後半、遅い人で60代になってから迎えることもあります。
自己同一性の探求、不安や焦燥感、生活の変化、若返りの探求などの心理的な症状、体調面の不調、肌の老化などが症状として現れます。
うろ覚えですが、どこかの調査でも人間47歳が一番幸福感を感じられないという結果が出ていました。
若いころからずっと頑張ってきても、この年代になるとさすがにいろいろな面で向上は難しくなってきます。
サラリーマンなら先が見えてきて絶望感や喪失感を感じたり、振り返ってみては別の人生があったのでは、あの時こうしていれば・・と後悔の念が出てきたりします。
体力的にも衰えを感じる頃でしょうか。女性なら更年期もあるでしょう。
私の場合
私の場合は40歳から45歳にかけてが絶不調。
始まりは40歳の時ですが、生まれてくる予定の子供が死産で生まれてきたこと。
これが私的には悲しすぎて立ち直るのに時間がかかりました。
仕事はホームセンター勤務でしたが、コロコロ勤務店舗が変わって、しまいには親会社も変わり、環境の変化が大きかったです。
仕事では自分に起因しないクレーム対応も多かったですね。
正当なクレームなら良いですが、それに乗じて過剰な要求をしてきたり💩な輩も多かったです。
一度だけモンスター💩とガチンコ勝負になり、結果的に会社に迷惑をかけたのは苦い思い出です。
処分とかはなかったですが、上層部からかなり怒られました。
後日、禊のために接客業にも関わらず坊主になって出社してやりました。(笑)
私の場合、すべてではありませんが、「クレーマーは💩」と他責思考だったから精神を病まずにすんだのかもしれません。
行き過ぎた他責思考はダメですが、少しくらいならメンタルを保つために必要かと思います。
その後いろいろ考えることもあり(一部の💩相手の仕事はじゅうぶんにやった)、最終的には会社を辞めました。
その後は新たな会社で、働き方も正社員からアルバイトへと変えたことで、すべてが好転し始めました。
人生を時計に例えると
ユーチューブ動画でどなたかが人生を時計に例えていました。
18歳が夜が明ける午前6時、24歳が社会でバリバリ働き始める午前8時、36歳が1日の半分である正午、47歳がしんどくて休憩が欲しくなる午後3時、51歳が午後5時。
午後5時だと普通の仕事なら定時で、あとはアフターファイブです。
ここから幸福感がどんどん上がってくるそうですが、51歳という年齢がそれにあたるかはわかりません。
人によっては、もう少しあと、定年間近の55〜60歳くらいのような気もします。
私の場合は一番キツイ午後3時が45歳だったかもしれません。
その後は人より長いアフターファイブを謳歌中。😃
若い時のことを後悔しても意味ないし、目先の一日一日が充実していればそれでいいです。
無駄な向上心やプライドも無くなりました。
悟りを開いたかもしれません。😃
最後に
今、40〜50代で心身の不調を感じている方はミッドライフクライシスという概念があるということを知っているだけで、自身を客観的に見つめ直すことができるのではと思います。
セミリタイアブログ書いている方も、好んで読んでいる方も、この沼にハマっている人が少なからずいると思います。