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退職後すぐの旅行でアイスランドへ
昨年2月末に会社を退職し、それまで行くことのできなかった長期の海外旅行に昨年の4月に初めて行ってきました。行き先はイギリス、アイスランド、スコットランドでした。
私が会社を辞めた主な理由はもうこれ以上クレーム処理をはじめとしたストレスフルな生活は嫌だというネガティブな理由のほかに、海外旅行を楽しみたいというポジティブな理由もありました。趣味の英語学習を始めてから海外に興味をもち、韓国、フィリピン、ベトナム、シンガポール、台湾とアジアの国を2泊3日から3泊4日くらいで訪れることはあったのですが、ドカーンとヨーロッパやアメリカに行くというのがここ数年の夢でした。
定年退職すればいくらでも行けるじゃないかという意見もありますが、若いうちに海外に行くのと歳をとってから行くのでは現地に行って感じるものも違うでしょうし、60歳までに万が一交通事故とかで死んでしまったら、行けなかったことに対してすごく悔いが残ると思うのです。ということで将来のことを考えつつも今現在も最大限楽しむというスタンスで私は臨みたいと思っています。
よってお金も節約一辺倒ではなく使うべきところは使って締めるところは締めるというふうに、メリハリをつけたいと常日頃考えています。この時のイギリス・スコットランド・アイスランド旅行の費用は、19泊20日で夫婦2人で90万円でした。ホテル、航空券、現地の鉄道、高速バスなどすべて自分で手配しました。
90万円は安いか高いかどうかはわかりませんが、ホテルはそれほど豪華なところは泊まっていません。日本で言うところのビジネスホテルレベルです。スコットランドでは主にいわゆるB&B(ベッド&ブレックファースト)に宿泊しました。ロンドン、レイキャビック、マンチェスター、エジンバラ、グラスゴーと5都市を移動したので移動にそれなりにお金がかかりますかね。
アイスランドはこんな国
アイスランドは北極圏も近い北大西洋に浮かぶ孤島です。ロンドンに4日間滞在した後、飛行機で移動し現地に4日間滞在しました。アイスランドはちょっと日本では見れないような豪快な風景が広がっています。面積は韓国くらいあるのに、人口はたったの33万人です。おの多くは首都のレイキャビック周辺に住んでいます。
ロンドンから空路で3時間でアイスランドに到着します。日本からはとんでもなく遠いイメージですが、ヨーロッパ諸国からはかなり近いです。したがって夏場を中心にアイスランドはかなりヨーロッパからの旅行客で賑わいます。その中でももともとデンマークとの関係が深いのでデンマーク人が多いですね。写真はアイスランド航空のジェット機です。
現地のオプショナルツアーに参加
現地での観光手段は主にバスになります。首都のレイキャビックからはアイスランド各地へいろいろなツアーバスが出ています。日本でいうところの定期観光バスのようなものも多くのコースがあります。私たちはその中の一つに参加しました。世界各国からの観光客と一緒に乗車します。ガイドさんは英語を話します。アイスランドでは現地人同士ではアイスランド語を話しますが、ほとんどの人は英語を流ちょうに話すことができます。またデンマーク語を話せる人も多いのでトリリンガルは珍しくありません。
アイスランドは日本と同じ火山国ですので温泉や間欠泉もあります。写真はゲイシールと呼ばれる有名な間欠泉です。
氷河も見ました。写真では大きさがわかりにくいですが実物はとてつもなく大きいです。
遠くに見える雪山も氷河です。この山は2010年にヨーロッパの航空網を噴火で大混乱におとしいれたエイヤフィヤトラヨークトルです。
2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火 - Wikipedia
アイスランドは滝の国
スコゥガフォスの滝。二重の虹が見えることで有名な滝です。アイスランドはいたるところ滝だらけです。アイスランドの中央部は氷河におおわれているのでそこから溶け出した水が豊富に流れていて海岸付近で滝となって流れ落ちるところが多いです。豊富な水資源のため国の電力はほぼ100%水力と地熱で賄われ電気はタダだそうです。そのため電気を使うことで知られるアルミ精錬の大規模な工場がレイキャビックと空港のあるケプラヴィークの間にあり、漁業と並んで国の主要産業の一つになっています。
セリャランズフォスの滝です。世界一美しい滝と言われていますが、私の写真の腕ではよくわからないかもしれません。最近ではこの滝はソニーのブラビアのCMでも使われています。
首都のレイキャビク
アイスランドの首都レイキャビックはカラフルなかわいい家が並びます。冬はほとんど太陽が昇らないのでカラフルな家で気分だけでも明るくということらしいです。ちなみに一人当たりのペンキの使用量はアイスランドが世界で一番だそうです。歩いて回れるくらいの大きさの首都ですね。でも郊外に行くとIKEAなど大型の店舗もあります。
現地通貨はアイスランドクローネですが、4日間の滞在中一度も見ることも使うこともありませんでした。小さなお店もすべてクレジットカードで支払いしました。キャッシュレス化は日本よりも遥かに進んでいます。