まーきちのお気楽生活

正社員からバイト暮らしを選んだ旅好きなおじさんの日記

ハマグリと旧東海道七里の渡し 桑名市中心街まち歩き

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多度山ハイキングも終わり、多度駅から養老電鉄で桑名へ戻ります。東急の車両の再利用かw

 

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桑名駅にやってきました。桑名市は名古屋から電車で30分と三重県の中では最も愛知県よりの町です。人口14万、名古屋のベッドタウンですね。

 

いつも大阪に帰省する際、桑名は高速や国道23号線で通過するだけの町ですが、私の桑名のイメージはこれ。

 

ギロチン工場鬼頭商店

 

国道23号線沿いの巨大なギロチン工場こと鬼頭商店。23号線利用者で知らない人はいないでしょう。スクラップ工場ですね。

 

でもよく考えると平成の大合併で長島町とくっついたので、ナガシマスパーランドやなばなの里の一大観光地も桑名市だった。

 

 

桑名市のマンホール

 

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まずは駅前のマンホールからチェックしてみましょう。七里の渡しの図柄です。桑名は東海道五十三次の桑名宿として発展してきた町です。

 

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江戸時代からハマグリが名物の町でもあります。

 

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駅から東へと歩き、現在の東海道である国道1号線を横断します。

 

柿安本店

 

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東へと進み見えてくるのが柿安本店の大きな建物。全国の百貨店に入っている柿安本店は桑名市が本拠地。精肉や総菜、和菓子の販売のほかレストランなどを運営しています。

 

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九華公園の近くには柿安の料亭もありました。

 

蛤料理の日の出

 

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旧東海道を歩きます。

 

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はまぐり料理で有名な「日の出」です。いちど利用してみたいと思いますが、はまぐりが旬の時期には特に予約をとるのが難しいそうです。

 

物欲はないですが食欲はいろいろあるので大変。お金稼がないとなー。

 

ishi98.wixsite.com

 

七里の渡し跡

 

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揖斐川に面した七里の渡し跡。名古屋の熱田から東海道はここまで海路でした。今でこそ埋め立てされて河口は数キロ先ですが、江戸時代はこのあたりが海岸線だったんですね。

 

 

 

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熱田ー桑名間は今でも庄内川、日光川、木曽三川などの大きな河川があり、昔は広大な低湿地帯だったのでしょう。移動は歩くより船のほうが便利だったのでしょう。

 

 

六華苑

 

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七里の渡し跡からほど近い六華苑。重要文化財に指定されている著名な洋風建築ですが、三重県も緊急事態宣言が出ているため臨時休業でした。

 

kanko.city.kuwana.mie.jp

 

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建物の一部だけが見えました。機会があればまた来よう。(来るかな?)

 

川沿いの景色

 

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揖斐川沿いに歩きます。いい景色です。左側の山が午前中に登った多度山を含む養老山地。

 

長良川河口堰

 

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建設するかどうかでもめていた長良川河口堰です。1994年竣工。遠くから見るとそうでもないですが、近くから見るとすごい巨大でびっくりした思い出があります。

 

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揖斐川・長良川の向こうに小さく名古屋駅の高層ビル群が見えます。

 

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揖斐川と長良川の合流地点です。

 

桑名城址・九華公園

 

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川沿いには桑名城の櫓が再建されています。徳川四天王と言われた本田忠勝が築城。周辺の九華公園は桑名城の本丸・二の丸跡を整備して生まれた公園です。

 

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本田忠勝像

赤須賀漁港

 

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桑名城から川沿いに少し下ると漁港が見えてきます。川に漁港があるのも不思議な感じがしますが赤須賀漁港です。

 

桑名で漁獲される「ハマグリ」は、地元で「地(じ)はまぐり」と呼ばれ、伊勢湾の海水と木曽三川から流れ込む栄養豊かな河川水が入り混じる漁場で育まれる、内湾性の「ハマグリ」です。


 特に「焼き蛤(はまぐり)」は、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」でも紹介されるなど、江戸時代から東海道の桑名の名物として知られていました。


 しかし、昭和40年代に3,000tあった桑名におけるハマグリ漁獲量は、高度経済成長期の生息環境の悪化で漁場が激減したことから、昭和50年代以降急激に減少して、平成7年には1t以下となってしまいました。なお、全国的にも内湾性のハマグリの漁獲量は減少していて、平成24年には絶滅危惧種Ⅱ類として環境省レッドリストに指定されています。


 このような状況の中、赤須賀漁業協同組合は持続可能なハマグリ漁業をめざして、漁獲数量制限の導入や、種苗生産や稚貝放流活動、干潟の保全、環境保全活動などに取り組んだ結果、近年の漁獲量は年間200t前後にまで回復し、若手漁師も増加しています。

桑名のはまぐり | 認定品 | 【公式】 三重ブランド

 

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ハマグリ漁に使う機材でしょうか?

 

はまぐりプラザ

 

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港のすぐ脇には漁協の管理するはまぐりプラザがあります。2階にははまぐり料理が食べられるレストラン「食堂はまかぜ」があるそうですが、ここも緊急事態宣言が出ている9月30日までは営業休止中。

 

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はまぐりプラザの裏手は船溜まりになっていて、周辺にははまぐりを扱うお店が何軒かありました。

 

三の丸町

 

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旧東海道に沿う水路がある三の丸町。


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船溜まりになっていますが、対岸の石垣は桑名城の石垣。今は普通の住宅や工場が立ってしまっていますね。

 

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春日神社


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三の丸町から歩いてすぐの春日神社です。


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広くはないですが雰囲気のある神社です。

 

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春日神社では日本一やかましいと言われる「石取祭」が開催されます。ユーチューブで見ましたが、やかましいのはやかましいですがそこまででもないですかね。

 

寺町商店街

 

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桑名市公認キャラクターのゆめはまちゃん。夢見るはまぐりの女の子だそうです。

 

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シャッター通り化は免れていますが、道行く人は少ないですね。

 

三岐鉄道 西桑名駅


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桑名駅に戻ってきました。


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桑名駅は近鉄とJRのほか三岐鉄道がありました。JR・近鉄桑名駅のすぐ隣に三岐鉄道の西桑名駅があります。

 

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西桑名ー阿下喜間を走る三岐鉄道北勢線。

自然の中を歩くハイキングも良いですが、いろいろ発見のある街歩きも楽しいです。ギロチン工場以外に見どころがたくさんあって良かったです。