四国旅行の4日目、最終日です。夜明け前の午前6時半にホテルをチェックアウト。JR松山駅に歩いて向かいます。徒歩20分くらいの距離です。
大手町駅
途中の伊予鉄の大手町駅ですが、路面電車と伊予鉄高浜線とのダイヤモンドクロス。鉄道同士が平面交差する全国でも数か所しかない珍しいスポット。
両方とも伊予鉄どうしだから成立するんでしょうね。路面電車に対して踏み切りがありました。
松山駅
JR松山駅です。昨日何度も利用した伊予鉄の松山市駅に比べるとショボく見えます。(写真は前夜に撮影)
駅面看板には愛媛FCのロゴが入っています。
四国はどこに行ってもアンパンマン。
宇和島名産じゃこ天のお店。高知にもじゃこ天のお店がたくさんありました。今回の旅行ではじゃこ天は食べませんでした。
高架化工事
駅では高架化工事が行われていました。
※設計ミスで大幅に工期が遅れるというニュースが1月20日に報じられました。😅 設計ミスした人、責任感じているでしょうね。社内のチェック機能も働かなかったんですね。
昔ながらの改札風景
松山駅の改札口ですが、昔ながらの箱の中に駅員さんが入るスタイルでちょっと感動してしまいました。まだあるんですね、懐かしい~。
四国でICカードを使える路線は意外と少ないんですね。調べてみると予讃線は高松ー多度津間の各駅と、詫間駅、観音寺駅、香川県内の土讃線と高徳線の一部の駅にとどまるようです。
徳島県、高知県、愛媛県ではすべての駅で使用できないようです。あまり気に留めていなかったですが、日本全国でみればそういうエリアは意外と多いのかもしれないです。
ちなみに高知駅はICカードは使えないものの、磁気きっぷを扱う自動改札機はありました。
岡山へと行く特急しおかぜ。18きっぷなので私は乗りません。
こちらの普通電車で今治へ向かいます。
松山―今治
年末で通勤通学利用が無いためか、車内は空いていました。
朝の瀬戸内海。ちょっと曇り空です。
しまなみ海道の来島海峡大橋が見えました。
今治駅
1時間ほどで今治駅に到着。今治駅は高架で松山駅より立派で新しく見えます。今治は人口約15万人で愛媛県では2番目に大きな町になります。
今治市役所が駅から徒歩5分くらいのところにありました。
そばにある大きな船のスクリューは造船の町今治の象徴。一般的には今治タオルのほうが有名だと思いますが、今治造船や新来島どっくなど市内には14の造船所があるそうです。
母恵夢本舗と母恵夢
今回の旅行で立ち寄ろうと思っていた母恵夢本舗のお店です。母恵夢は全国的に有名なお菓子だと思いますが、母恵夢はこちらの今治発祥の(株)母恵夢本舗と母恵夢本舗の松山店が分離独立して誕生した(株)母恵夢の2社があります。
名古屋のデパートでも買うことのできる母恵夢は(株)母恵夢のほうで、元祖ともいうべき母恵夢本舗のほうは食べたことがありません。
母恵夢好きの妻にお土産で買って行って、ドヤ顔するために立ち寄りました。製品自体にそれほど差はないそうですが、「今治」「本舗」に値打ちがあります。
2社はそれぞれ販売区域を愛媛東部、西部で棲み分けをはかっているようです。
5個入りの袋をひとつ買いました。
日本三大水城の今治城
今治城を訪れました。
慶長7年(1602年)、藤堂高虎によって築城開始され、慶長9年(1604年)に完成した。普請奉行として渡辺了の名が知られている。
今治城完成以前の今治の支配拠点は、唐子山山頂にあった国府城であったが、より能率的な都市経営を目指すため築城された。
構造は、三重の堀に海水を引き入れた特異な構造で、当時は海から堀へ直接船で入ることができるなど海上交通の要所今治らしく海を最大限に活用した城となっている。日本三大水城の一つに数えられている。
他の三大水城は高松城と大分の中津城だそうです。
藤堂高虎の像。
海とつながった今治城の堀にはこのような魚たちが住んでいるそうです。スズキやクロダイなどの比較的大きい魚もいるんですね。
こちらの穴で海とつながっているそうです。
午前9時半のいまばり銀座。
近くに母恵夢本舗の今治本店がありました。屋根にお城がのっていてユニークです。